2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧
『人新世(ひとしんせい)の生活世界詩歌集 ―気候変動・戦災・核災をもたらす科学技術偏重から始原の存在へ』公募趣意書(コールサック社) 日本が不倫に厳しいのは、イエ観念があるので、社員が会社の機密情報を他社へ漏らすのを嫌がるのと同じ感覚。 探す…
〈宇治川はやがて淀川夏あざみ/田丸千種〉宇治川と淀川では名だけで濁りも変わってきそうである。名前だけが違うだけなのに。〈水曜は週の真ん中虹立てり/田丸千種〉虹は水によってできることとアーチ状の虹の真ん中が盛り上がるかたちと、微妙なかかわり…
第十六回永田青嵐顕彰全国俳句大会高野さち選入選〈花みかんラジオは朝をつれてくる/以太〉 大岡信という詩人は、彼自身が一個の劇場なのである。さまざまな声をたちのぼらせるひとつの函なのである。(三浦雅士『私という現象』講談社学術文庫) 少なくと…
演技は修練のつみかさねだと思うけれど、人類の表現にその演技は必要だったのかという視点は必要 ただ突っ立って話すだけではダメなのか。 ただ立つのもただ話すのもまた修練の賜物である。 自分の特権に気付いていないのなら、なぜ特権を守るムーブをとるん…
即便夜乘小船就之、經宿方至、造門不前而返。(世説新語、任誕) ↑旅の漢文。宿は一泊、至=造 巨大、細村星一郎による短詩の実験場 冢宰 (株)子どもの文化普及協会や(株)鍬谷書店といった、中小の業者に活路を見出した。/こうしたところは、ひとり出版…
今月号から透明なビニールに入って麦が届くようになる。曰くつきになったクロネコゆうメールである。 麦2025年3月号 吉原の多差路を冬の金魚かな/対馬康子、花園通りと一葉桜・小松橋通りの交じる辺りだろう。吉原と金魚は近すぎるが、「冬の」がうまく緩和…
バビロニアでは、宮殿と神殿を分けて配置したが、アッシリアでは宮殿と神殿を分けずに統合し、しかも城塞(シタデル)地区に配置している。(小林紀登志子『アッシリア全史』中公新書) 今日必要され、また可能な労働の組織化形態とは、旧来の労働組合の区分…
こうした都市共同体間の合意に基づいて築かれた枠組みに守られながら、アッシュルの商人たちは、私的なビジネスを存分に展開した。、そこにはローンや信託投資の方法を含んだ高度な商業活動が含まれる。(山田重郎『アッシリア 人類最古の帝国』ちくま新書)…
ネグリによるマルチチュードの定義:さまざまな特異な差異からなる多数多様性を示すとともに、そのようにつねに多数多様でありながらも共同で活動することのできる、絶対的民主主義の構成主体のこと。 multitude/multitudo だが私たちはこう信じている。彼ら…
アニメ絵って、大雑把でいいんだろうという、息を抜いた考え方が分かるスタッフには、憧れます。それは記号論理学というところに帰結しますから。(富野由悠季『映像の原則』キネマ旬報) 富野由悠季、するどい。 するどい人は集団のなかにいると病む。 空間…
見られる側の人間から見る側の人間へ 歴史修正主義と言語に正確な態度は似ているが異なるのか 巻爪の腫れている方の爪に馬油にまみれる脱脂綿を挿し込む。 爆音や乾きて剛き麦の禾/中島斌雄 作者がこの「麦の禾」を「抵抗する民衆の意志」などと自注してし…