以太以外

空の色尽きて一月一日に/以太

所以

所以275

(ニュージャージー州パターソンがイタリアのアナキストの亡命地と気づくのはアナキストだけだろう)究極Q太郎『散歩依存症』現代書館 パターソンが運転するバスに、ある日、1901年、市民に銃を向けたイタリア国王に憤慨し、殺したアナーキスト、ガエタノ・…

所以274

文学の主体性とは、文化的創造の主体の自由の延長上に、あるいは作品、あるいは行動様式による、その時、その時の、最上の成果へ身を挺することであるべきだからである。( 三島由紀夫「文化防衛論」『文化防衛論』ちくま文庫) 国民文化の再帰性と全体性と…

所以273

フォン ノイマンは, 機械は自己再製が可能であることだけでなく, 機械がそれ自身よりも複雑な機械を作り出すことが可能なことも証明した.(ウィリアム・パウンドストーン著、有澤誠訳『ライフゲイムの宇宙』日本評論社) ウラム「再帰的に定義した幾何学模様…

所以272

Non transiri posse ab uno extremo ad alterum extremum sine medio. 2C PRINT MAKER版ズレやインク滲み、レトロな二色印刷風 イランのインターネット遮断(デジタルブラックアウト)は、スターリンクへのアクセスを遮断するため、軍事ジャマーを配備するに…

所以271

謹賀新年、〈永遠のような一瞬姫始/以太〉 時局匡救事業と防遏 戦後政治史をとらえる上での亡霊としての内務省の重要性 内務省の裏庭で三日三晩にわたって公文書を燃やした「勤勉」な内務官吏(『内務省』講談社現代新書) モッセはまず、府県から町村まで…

所以270

生命とは死なしには存在しえないが/死後を知るものはいない(城戸朱理「海のメタファー」『海洋性』思潮社) 何事も指示しえない暗喩が/影ばかりを深くする(城戸朱理「人生の正午」『海洋性』思潮社) 城戸朱理の用語としての「人生の正午」 今、一羽の鳥…

所以269

アメリカの成長の奇跡の鍵は、たった一つの要因にあった。それは新しいアイデアを受け入れることであり、それが才能を獲得するグローバル競争における覇権を可能にしたのだ。(リチャード・フロリダ、井口典夫訳『クリエイティブ・クラスの世紀』ダイヤモン…

所以268

自治体文化財団とは、自治体が出捐した文化芸術を専門に扱う団体である。文化振興財団とも呼ばれる。(松本茂章編『はじまりのアートマネジメント』水曜社) 官僚制の逆機能 しかしながら、全体としては「地域活性化」に流れやすい重力が、スポンサーが公的…

所以267

ジェイソン・アンダーソン Yeni Komünizm 新しい共産主義(トルコ語) 損害賠償制度に関する変更/書留郵便物、普通小包、保険付郵便物又は国際スピード郵便物に亡失、損傷等が発生した場合は、差出人さまが、自己の権利を受取人さまのために書面により放棄…

所以266

Evrensel、トルコ語 コール天は、織布、緯パイル糸を切るカッチング、染め、仕上げなど細かな分業により生産される。天龍社産地(静岡県磐田市、掛川市、袋井市、御前崎市)が日本の主力産地(日本唯一のコール天産地、存続が切実な課題 海外製にはない柔ら…

所以265

『パターソン』の大きな魅力は詩。つつましい日常の中で、時にそこから少し離れて詩が生まれる瞬間に静かなダイナミクスがある。劇中詩の多くを提供しているのが、NY派詩人のロン・パジェットです。(現代の詩人が惹かれ読み漁る、20世紀の素敵な詩人たち) …

所以264

撲飛 一部の批評家からは「偶然の拭き跡も作品の一部として残すべきだ」との声も上がっています。(美術館のボランティアスタッフが現代アートを“汚れ”と勘違いし、トイレットペーパーで拭き取る(台湾)) 「制作」あるいは「詩 (作) 」の意のギリシア語。 …

所以263

詩丼改2026年9月27日@浜松市 もはやスタッフと利用者の垣根もない。(『ただ、そこにいる人たち――小松理虔さん表現未満、の旅』認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ) 表現未満とは、誰もが持っている自分を表す方法や本人が大切にしていることを、取…

所以262

〈太陽錠剤 ふしぎと青い地下室に閉じ込められていた頃のこと/丸田洋渡〉(『これからの友情』ナナロク社)夜の隠喩として。 〈水になったピアノを弾いて少しずつ元のピアノに戻してあげる/丸田洋渡〉(『これからの友情』ナナロク社)逆塚本邦雄 〈ハンカ…

所以261

しかし地理的な位置にかかわらず、一九九〇年代における社会的なものへの芸術の指向性――その顕著な特徴は、芸術の物的対象、アーティスト、そして鑑賞者の間に横たわる旧来の関係を打開しようという、共有された一連の欲求である。(クレア・ビショップ、大…

所以260

Arkeofili、考古学マニアのサイト(トルコ語) Komün、トルコ政府からブロックされている革命サイト(トルコ語) 創作や芸術を商売にしている人はそれをやり続けないといけないけれど、商売ではなく趣味でやっている人はいつでもやめられる。だから趣味でや…

所以259

海南郡の長鼓峰古墳(5〜6世紀)、筑紫の豪族を埋葬? 石室は日本の九州の外海岸と有明海一帯で5~6世紀に造成された倭人貴族の石室墓と、構造はもちろん墓の内部への入口をふさぐ前に行われた祭祀の跡までほとんど同じだった。(朝鮮半島最大の古代の墓、開…

所以258

Alevi Gazetesi、アレヴィー派の新聞(トルコ語) Mezopotamya Ajansı、クルド人によるメソポタミア通信社(トルコ語) もしもクマの攻撃によって体の一部が取れてしまったら、病院に持ってきてほしいという。ポリ袋に入れたり、タオルで包んだりしてもいい…

所以257

遠江将棋名士鑑 AL KKA KI、碁盤を使ったおはじきのようなゲーム Εποχή / Epochi, Trabzon Gazetesi, 1918年から1921年にかけてトラブゾンで発行されたギリシャ語新聞「エポキ」。トルコ語訳 Bu çalışma yalnızca kaç kişi öldü, ne kadar yer yıkıldı gibi …

所以256

市民にローンを組ませる、借金をさせることは治安維持のひとつの手法、つまりなにかを所有したい欲望をかきたてる。 雨傘革命の初期は警察官が群衆へ帽子を脱ぐ場面もあった。それがだんだん暴力をふるうようになり(「乱世備忘」)、やがてなりふり構わず発…

所以255

朝鮮・満洲の銀行をほぼすべて設計した中村與資平 和理非と勇武 詩のことばがよりプライベートなものとなり、個人のうちにある心の表現に向かったことからわかるのは、文学の言葉が共同体と個人との結束を高めるより、個人と個人とをつなぐことに力点を移し…

所以254

令和7年度『収穫祭』第1位作品「グーテンベルクの肺活量」 天竺老人の浮世絵サイト MUNA-POCKET COFFEEHOUSE ムナポケ。静岡県浜松市で演劇公演等を中心に活動しているクリエイティブチームです。(MUNA-POCKET COFFEEHOUSE について) CREEVO Suno.ai 個人…

所以253

路上ライブと途上ライブ、路上生活者と途上生活者 世界文学≒翻訳文学 Aujourd’hui M’ma est encore vivante. (Kamel Daoud, "Meursault contre-enquête") jeune afrique パリ郊外のHLM. 低家賃住宅 Habitation à loyer modéréとビレッジハウス・遠州浜団地・…

所以252

スピノザ主義者の哲学探究 日本軽佻派・大岡淳 双義仄用・複義偏用、愛憎は憎、得失は失、利害は害、緩急は急、成敗は敗、同異は異、禍福は福、老幼は老、車馬は車、 古人之辞、寛緩不迫故也 腰蓑の逆立つ遠州鬼踊/対馬康子(『百人』ふらんす堂) 虫の音の…

所以251

原始感覚美術祭 ペトロ・カスイ岐部神父 | カトリック東京大司教区 文語の「けり」はただの過去の助動詞ではなく回想・想起の助動詞 訂閱《聯合文學》實體雜誌 unitas 私性論でも、〈われ〉でも〈なんじ〉でも〈われわれ〉でもない、読者をも介する作中主体…

所以250

季刊《秋刀魚》 ドイツ極右政党「AfD」の候補者最大6人が、西部の広大な州ノルトライン=ヴェストファーレン州での地方選挙を前に数週間のうちに死亡したとBBCが報じた。(ドイツの極右政党「AfD」、地方選挙を前に候補者の死が相次ぐ) SNSで罵りあっている…

所以249

(世間とは個人じゃないか)(太宰治『人間失格』) 文芸県としての岐阜県 たびねする小夜の中山さよ中に鹿ぞ鳴くなる妻や恋しき/橘為仲 弓はりの月のやどれる底をみてなるかの海にあまのいるらん/平祐挙 受領歌人/受領層歌人 安全とされたる街の瓦礫など…

所以248

oi-quot mataji by mataji 国家記銘院 Instytut Pamięci Narodowej ほととぎす銚子は国のとっぱずれ/古帳庵 〈スプーンが七本あります/藤原蛍〉(『生活もままならない』)きっと小人を七匹飼っている。 〈新しい机になってから青痣が増えた/藤原蛍〉(『…

所以247

李雨濃 白賁の冬 つまりHSPやCGPの延長線上に、わび・さびはあるのだ。(小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書) 〈夢とうつつの区別がつかない〉というのが、無数のフィクションを生んだ京都という都の特徴である。(小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書) …

所以246

日本の表現者は普遍的・一般的・全体的な世界への視座を持つことはなく、自分が所属する閉鎖的で特殊な世界にいつもすでに「組み込まれて」いる。(小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書) 有何不平、有何旦夕之危、有何逼迫 所向無敵 男性と女性の二元論では…