2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧
遠州地方では、お葬式や法事の引出物に「お平パン(おひらぱん)」という堅パンを出す風習があります。このパンは小判のような形をしたカステラを固くしたようなパンです。 (お平パン) ↑飛竜頭(ヒリューズ)≒がんもどきの代用としての堅パン 引き金を引く…
猶覆卻万方陳乎前、而不得入其舎。(荘子) ↑舎が心? フェミニズムという社会実験は失敗した。多くの犠牲をはらい、多くの人生を破壊したけれど、実験に挑戦した人々の勇気を讃える。 神よ/農業が愛されますよう(山尾三省「夕日」『火を焚きなさい』野草社) …
表紙がテカりすぎて写真を撮ると自撮りになる句集。百句収録されているが、すべてに詞書というより解説がついている。〈地道という地図にない道梅ひらく/望月哲土〉「地図にない道」という表現がいい。初春の期待感もある。〈靴下の左右が不明春の風邪/望…
故・滝浪武さんの句集が届いた。〈さくらから手と足がでる異邦人/滝浪武〉省略が効いて笑える景になった。〈急流が眼下にありて春のピアノ/滝浪武〉ただならぬ景、ただならぬ音が奏でられそう。〈夏帽の少年馬の背にたてがみ/滝浪武〉生前「少年」という…
及其至於王所、與王同筺牀、食芻豢、而後悔其泣也。(荘子、斉物論) ↑驪姫 「火星に移民しよう、と言っているおめでたい人たちというのは、宇宙空間の過酷さを理解していない。また、宇宙との距離感を想像する能力を持っていない人たちの集まりだ」(「人は…
「きみが世界の構造を書くのなら/わたしは個の構造を書いて/いつかそれを一つに合わせてみよう」(中尾太一『ルート29、解放』書肆子午線) 類例のない文法と置き去りの言語がわたしの原型を映写していた(中尾太一「馴」『ルート29、解放』書肆子午線) …