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以太以外

病名は人間性や夕野分 以太

所以149

  • ある概念を侮蔑できる人はそれをよく理解している。ある概念を支援できる人はそれをあまり理解していない。
  • そして他人を屈服させる武力は、覇王が自ら築き得る自前の権力ですが、他人を威圧し畏怖させ畏敬させる勢威は、どこからか借りて来なければなりません。(安能務『春秋戦国志(中)』講談社文庫)
  • ↑趙衰と趙盾の会話
  • それにいかな大諸侯といえども、戦いに敗れた国を併合して、それに効果的な支配を及ぼす統治能力や技術を、まだ持ち合わせてはいなかった。(安能務『春秋戦国志(中)』講談社文庫)
  • 鬬氏(闘氏)
  • 郵差(郵便配達夫)、郵局、郵票(切手)、書簡・書信・尺牘(手紙)、電郵(メール)
  • 文言維基大典
  • 文言文字典
  • 知情不報者死
  • 六〇安保を支えた国民的心性は、「ナショナリズム」という言葉で、多くの論者によって回顧・総括されている。(絓秀実『1968年』ちくま新書
  • 政治家カール・シュミットが言うように、民主主義が全体主義的独裁の一種であり、最終的には全員一致を求め、それに収斂するものだとしたら、五五年体制とは民主主義の完成だったのである。(絓秀実『1968年』ちくま新書
  • 名剣、魚腸・干将・莫邪・属鏤・湛蘆・磐郢
  • 子曰、不患人之不己知、患己不知人也。
  • 書くための漢文研究
  • 語癌
  • 反者道之動、弱者道之用。
  • 歴階而登:階段で一段ごとに足を揃えず左右の足で一段ずつ踏んで登ること。
  • 三度繰り返せば、模型千円札とは、その本物と「似ていること」において、「反芸術」であるというよりも、芸術としての「自己同一性の拒否」であり、さらには、千円札というオリジナルの自己同一性を「拒否」することなのではなかったか。(絓秀実『革命的な、あまりに革命的な』ちくま学芸文庫
  • 漢文風プログラミング言語文言
  • 解決をしたいのか責任を押し付けたいのか、決めるべき。
  • それは一般に中国社会では、議論の道筋を枉げるのは大した「悪徳」ではない、ということだ。(安能務『春秋戦国志(下)』講談社文庫) 
  • 望月:大阪の事務局の知りあいに伝統芸の継承者がいて、見せる場を作りたかったらしいんです。ただ、僕は文学フリマを新しい場所でやる時、いつもと同じ文学フリマがそこに来るからいいのであって、違うことをやってはダメだと思っています。(文学フリマ代表・望月倫彦が語る、リアルなイベントの価値 「文章を書く人の数は今が一番多い」
  • 石川浩司出前ライブ
  • 罌粟の花百本ほどの運賃の旅にでるなり星座盤もち/大滝和子 阿片の取引価格ではない、たぶん。

 

所以148

  • 商代初期の総人口は四〇〇万から四五〇万程度、後期の人口は七八〇万人ほどとなる。(上田信『人口の中国史岩波新書
  • 移民と徙民
  • 焦培民は『史記』の断片的な記述から、春秋時代の人口を一四〇〇万人と推定するが、やはりその根拠は説得力を持つとはいえない。(上田信『人口の中国史岩波新書
  • 各国の兵力の概数から戦国時代の総人口三〇三〇万という数字を、中国の人口史家が算出している。参考値として掲げておこう。(上田信『人口の中国史岩波新書
  • 東周時代は五千万人に足らない。
  • 安能務風に言うなら、人口というより権力に従った人の数か。孟子に「一民莫非其臣也」とあるけれど。
  • ペルー映画「革命する大地」、「みどりの壁」「革命児トゥパク・アマル」「砂のミラージュ」「豚と天国」「チョロ」「アンデス、ふたりぼっち」
  • 南史氏と方方
  • 乖国の君主は、周王に対しては「乖伯」と「伯」の号を称するが、死後には周と同様に王号を名乗ることを許されていたようである。(佐藤信弥『古代中国王朝史の誕生』ちくま新書
  • 西周王朝には、一般に六師と八師の二つの正規軍が存在したとされる。六師は西の六師とも呼ばれ、宗周(鎬京)に置かれたとされる。もう一方の八師は殷八師、成周八師、東八師などと呼ばれ、こちらは「成周八師」の異称の通り、成周すなわち洛邑に置かれたとされている。(佐藤信弥『古代中国王朝史の誕生』ちくま新書
  • 江村知朗によると、呉のように祖先伝承が歴史的な事実ではなく虚構であったとしても、諸侯たちはその虚構性を問題とせず,、相互に祖先伝承を承認しあっていたのではないかという。(佐藤信弥『古代中国王朝史の誕生』ちくま新書
  • 春秋『左伝』『公羊伝』『穀梁伝』のほかの『鄒氏伝』『夾氏伝』
  • 晋の『乗』、楚の『檮杌』、魯の『春秋』
  • 支持されやすい政治的な主張をする作家は文芸のセンスがない。たとえば、平和・平等とか、ありきたりな。
  • そもそも支持されやすいと予想できなければ文芸政治のセンスがない。政治家ならばそれでもいいけれど。
  • 生きやすい人は他人のために生きる人、生きにくい人は自分のために生きる人
  • 出来事の記録のための年号から予祝の年号へ(漢武帝)、そして明代の一世一元制へ。
  • 下丸子文化集団には、最も優れた詩人であり、卓越したオルガナイザーでもあった青年がいました。江島寛、本名星野秀樹は、集団の優秀な「工作者」として名を残したばかりでなく、集団が1951年から59年まで持続的に活動する礎を築いた人物でもあります。(平川克美『ひとが詩人になるとき』ミツイパブリッシング)
  • 江島は、「書く」ことで集団の可能性を追求し、「書く」ことで主体としての自分の追究するという方法を示したのです。(平川克美『ひとが詩人になるとき』ミツイパブリッシング)
  • 頭木弘樹や小津夜景のようなサナトリウム型知識人が今後は文芸政治の頂点に立つだろう。でも有機的知識人ではないので牛耳れない。
  • 目的語≒賓語
  • 三島由紀夫天皇と諸君がひと言言ってくれれば俺は喜んで諸君と手をつなぐのに」
  • 政治闘争→文化闘争
  • 解放区、試す価値のある芸術
  • 駒場900番教室、民青(日本共産党実働部隊)と東大全共闘との対立に生じた中立地帯。
  • 本来はセクトとしての日本共産党と対立していた少数派であるニューレフトやノンセクト、のはずだったけれど今はそういった少数派が日本共産党を選挙で応援してしまっている、ネジレ。
  • 街頭ブランキズム
  • 事物にイマージュを与えてしまう、紙幣。

辻征夫『貨物船句集』書肆山田

ひどく体がつかれている。〈ひとことにひとつ胡蝶のかるく舞い/辻貨物船〉うなずくように。〈幾千の墓標の街や虫しぐれ/辻貨物船〉街の人はみな滅んでしまったような。〈つゆのひのえんぴつの芯やわらかき/辻貨物船〉信じてしまいそう。〈かつてありし大樹の跡の百千鳥/辻貨物船〉いまは四散してしまい。〈胡桃割る不思議なものは何もなし/辻貨物船〉胡桃の殻はなにも秘めていない硬さ。〈にぎわいはなみばかりなる冬の浜/辻貨物船〉否定形を使わずにさみしさを表現する。〈火事見舞まだ盛大に燃えている/辻貨物船〉見舞はいまじゃない。〈雪降りつもる電話魔は寝ている/辻貨物船〉電話し疲れて。〈元祖ふらここ終日千円乗り放題/辻貨物船〉人気アトラクション。〈満月や大人になってもついてくる/辻貨物船〉時間を超えるという奇想。

 

貨物船句集

貨物船句集

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所以147

  • 分謗論
  • 諸侯の支配域の一角には、まぎれもなく他の諸侯の村が存在しているのである。(平㔟隆郎『よみがえる文字と呪術の帝国』中公新書
  • 春秋戦国時代の小国滅亡や都市住民の移動により、分断された血縁的絆。そのような「新しい動き」の上にできた漢帝国の王国や侯国。
  • こうした新しい動きを基底で支えていたのが鉄器の普及であった。鉄器が作業を著しく省力化し、人の社会にも大きな影響を与えたのである。(平㔟隆郎『よみがえる文字と呪術の帝国』中公新書
  • 私の検討によって明らかになったところでは、ということになるが、踰年称元法は前三三八年に斉で始まった。以後、新しく王を名のった者たちが相次いでこの称元法を採用するにいたる。秦もそのひとつであり、始皇帝の統一は、一部に残されていた立年称元法を完全に葬り去った。(平㔟隆郎『よみがえる文字と呪術の帝国』中公新書
  • 覇王とは、ある意味で「怒濤」のようなものだ。動けば勢いは強いが、退けば跡形もない。(安能務『春秋戦国志(上)』講談社文庫)
  • ちなみにこの気死という概念は中国以外にはない。(安能務『春秋戦国志(上)』講談社文庫)
  • 晋武公の翼宗家皆殺しと晋恵公の公子皆殺しは晋公族の数を激減させその力を弱め、諸卿を公族として遇せざるをえなくなる。
  • →晋の六卿(狐氏・先氏・郤氏・胥氏・欒氏、范氏・中行氏・智氏・韓氏・趙氏・魏氏→范氏・智氏・中行氏・趙氏・魏氏・韓氏)→三晋の独立(趙・魏・韓)
  • 宮城谷 王侯が位についたときの数え方が漢代と春秋時代とは違うということに気がついたのは、ある意味でいうとコロンブスの卵ですよ(平㔟隆郎✕宮城谷昌光「春秋戦国について」『縦横無尽の人間力中央公論新社
  • 平㔟 踰年称元法は、下剋上で台頭してきた斉の田氏や魏、韓、趙といった君主が、自分たちこそが正統な王であるとアピールするための称元法として全面に押し出してきたものですので、その方式を採用したものだけが使えた称元法でした。(平㔟隆郎✕宮城谷昌光「春秋戦国について」『縦横無尽の人間力中央公論新社
  • 木星紀年法、星紀・玄枵・娵訾・降婁・大梁・実沈・鶉首・鶉火・鶉尾・寿星・大火・析木
  • 宮城谷 戦国時代に、「戦国七雄」といって、七つ大きい国がありましたが、基本的には、各国が別々の暦を持っていたと発想した方がいいんですよね。(平㔟隆郎✕宮城谷昌光「春秋戦国について」『縦横無尽の人間力中央公論新社
  • 平㔟 やはり子之が文公だという線が出てきたんです。(平㔟隆郎✕宮城谷昌光「春秋戦国について」『縦横無尽の人間力中央公論新社
  • 蘇秦が会った文公は、燕王噲の祖父の文公ではなく、燕王噲が禅譲した子之か。
  • 宮城谷 私は専門家じゃありませんが、韓、魏のどちらかであろうというのは、直観としてわかるんです。『春秋左氏伝』の内容を見ればわかりますよ。/ つまり、重耳が出た晋の国の記述が詳しいんです。(平㔟隆郎✕宮城谷昌光「春秋戦国について」『縦横無尽の人間力中央公論新社
  • ↑すごい。でも韓は晋公室の分家だけれど魏は周武王の弟である畢公高の末裔だからその直観なら韓一択となるのでは?
  • 《左傳.僖公二十四年》:「秦伯送衛於晉三千人,實紀綱之僕。」紀綱の僕は「夫人の使用人」か?
  • 彌栄、氣、そしじ
  • 鈴木康友浜松市長が静岡県知事となったら鈴木県知事とは呼ばれず康友知事、ヤストモ知事などと呼ばれるだろう。
  • 静岡県西部の民で鈴木さんを「鈴木さん」と姓で呼ぶ人はいない。

 

所以146

  • その秘密は、武田泰淳が見出した『史記』の構造にひそんでいる。『史記』における「人間」の分類表は、あくまで具体的なものからはなれていないと同時に、リアリズムとはちがって、相互の関係、差異と同一性によって緊密に組織された記号体系なのである。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • 出来事が出来事として、もはや構造に吸収されないものとして生じたときに、はじめて"歴史"的社会になる。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • 宋美齢や顧正秋と顧正秋(と蔣經國)など安能務は台湾=臺灣ネタが多い。
  • 春秋戦国がまったくの無秩序な混沌たる政治状況から出発して、ついに世界史上最初の帝国を築き上げた――歴史の文脈からも切り離し得る「完結された時代」だからである。(安能務『春秋戦国志(上)』講談社文庫)
  • 東周列國志』作者:余邵魚・馮夢龍・蔡元放
  • 傾城と傾国には、おのずから「位」の相違がある。城を傾けた者と、国を傾けた者との間には、当然に「器量」の差があるはずだ。(安能務『春秋戦国志(上)』講談社文庫)
  • 王権の下における秩序が「上下」の、支配と被支配の関係を形造るのに対して――覇権の下では、同じ平面における序列だけが異なる「前後」の相互関係を築く。(安能務『春秋戦国志(上)』講談社文庫)
  • 肉食者↔藿食者
  • 馬込川にかかる中田島街道の白竜橋、南部中学校側の法面に三毛猫が3匹棲む。
  • AUTO MOAI(オートモアイ)匿名をテーマに日本で活躍するアーティスト。可視化されにくくあるストリートで暗黙に繋がる人と人との関係性を顔のないヒトによって描き出している。(「アーティスト・オートモアイが「顔のないヒト」を描く理由とは――あちら側とこちら側の間に浮かび上がる非人称のイメージ」)
  • 静岡県熱海市下多賀448の森医院、廃業している?
  • ところが実際は、夏王朝・殷王朝・周王朝が支配を及ぼしたのは、基本的に文化地域一つ分にすぎなかった。副都などによって別の文化地域に支配を及ぼす場合もあったが、基本は文化地域一つ分の支配にあった。(平㔟隆郎『中国の歴史(2)都市国家から中華へ 殷周春秋戦国』講談社
  • 鎬京→副都:雒邑
  • 平㔟隆郎の文化地域、特別地域。
  • 戦国時代の領域国家≒文化地域、それら文化地域を征服した秦の始皇帝
  • あなたある都市それぞれが、みずからの都市を中心にものを考え、その外を論じたのが春秋時代であり、いくつかある領域国家が、みずからの国家を中心にものを考え、その外を論じたのが戦国時代である。(平㔟隆郎『中国の歴史(2)都市国家から中華へ 殷周春秋戦国』講談社
  • 漢代になると、漢字圏をまるごと特別地域とする説明が始まる。(平㔟隆郎『中国の歴史(2)都市国家から中華へ 殷周春秋戦国』講談社
  • 西周携王(宗周・鎬京)と東周平王(成周雒邑)の対立はあったか。
  • 韓の史書である『左氏伝』において鄭の子産に褒められる韓宣子(韓の祖先)。韓は鄭の地に建国する。
  • 秦国の特別地域は、陜西の地である。(平㔟隆郎『中国の歴史(2)都市国家から中華へ 殷周春秋戦国』講談社
  • 邗溝を掘削した呉はそれで国力を使い果たし滅亡したか?
  • 戦国時代の領域国家は、新石器時代以来の文化地域を母体として成立する。(平㔟隆郎『中国の歴史(2)都市国家から中華へ 殷周春秋戦国』講談社
  • 蘇秦「合従」策により東進できなくなった秦は巴蜀を占領した。
  • 項羽が「西楚覇王」を名乗った彭城は西楚であり、呉越の地は東楚となる。南楚が秦に奪われる前の楚の固有の地域。
  • 井伊共保藤原共資の隠し子(妾腹の子)もしくは遠江国司藤原某の隠し子説
  • 石塚竜磨あるいは石塚龍麿。西区共和町(庄内半島)の歌人国学者
  • 多摩川を汽車で通るや梨の花/正岡子規

所以145

  • 農師
  • 封建制か分封制か
  • 周の人々は定住性の農耕民と、移動性の非農耕民の二つのアイデンティティの板挟みになっていたのである。(佐藤信弥『周――理想化された古代王朝』中公新書
  • 周公と管叔・蔡叔らとの不和と、「三監の乱」とは元来別個の話であったのが、後代に金縢の解釈を通じてこの二つの話が結びつけられ、管叔・蔡叔が「三監の乱」に関与したと考えられるようになったのである。(佐藤信弥『周――理想化された古代王朝』中公新書
  • 殷遺民の叛乱後、康叔封が殷の故地に衛を建国。殷の遺民は微から宋へ移される。
  • 本書ではいわゆる内諸侯・外諸侯を邦君・諸侯と呼び分けることにする。(佐藤信弥『周――理想化された古代王朝』中公新書
  • 畿内の邦君。鄭武公・荘公は東周の卿士という邦君から諸侯になり覇者となった例。
  • 一方で、脣亡歯寒で虞とともに滅んだ虢は邦君のままだった。
  • 有共伯和者、摂行天子事(『竹書紀年』)
  • 弭兵の会
  • 春秋期の貴族にとって、主要な詩篇や書篇は基礎的な教養となっており、TPOに応じて詩書の句を選択できることが必須の能力となっていたのである。(佐藤信弥『周――理想化された古代王朝』中公新書
  • しかし周王の子孫を擁立して周王室を復興させようとする動きは遂におこらなかった。(佐藤信弥『周――理想化された古代王朝』中公新書
  • デジタルの世界では、本は遍在することによって守られている。(クレイグ・モド、樋口武志・大原ケイ訳『ぼくらの時代の本』株式会社ボイジャー
  • Düşünbil
  • 工業地帯・工業地域の住人は重工業による詩歌の達成に慣れているので、その亜流としての美術には関心を持つけれど詩歌そのものには関心を持たないという仮説。
  • この制度化され、統治されることへの抵抗・逃⾛の姿勢=アナキズムに、美術の本来的な性質と力を認め、その可能性を問うことは、硬直化した社会そのものを突破する可能性を考える契機にもなるのではないでしょうか。(豊田市美術館アナキズムと美術 ― 「しないでおく」こと、登録されないこと(仮)
  • スキゾ=分裂症型人間の逃走癖とアナーキズム
  • 彁の読みはxaかxei
  • Tutunamayanlar, Oğuz Atay
  • Bosco Verticale
  • 春秋左傳中國哲學書電子化計劃
  • 故郷の別名としての本来性
  • 何を言っても構わないよというスタンスでいないと大切なことを言われない。そういうスタンスでいてもたいてい言われない。
  • イスラエルと戦ったドイツ第三帝国の元兵士たち。第13SS武装山岳師団 アミーン・フサイニー
  • 平㔟隆郎の史観はかなり異端だったけれど中高生の私はそれに魅了された。

所以144

  • 不安定を食べながら、いずれ天使の誘惑に身を任せるOは、Qの足の重みにおもいをよせるのです。(新木正人「天使の誘惑 南下不沈戦艦幻の大和」『天使の誘惑』論創社
  • 日本浪漫派湘南型偏向、石原慎太郎
  • 紫煙の誘惑に負けた少女たちは、きっと更級日記の少女。彼と少女たちもいつかは旅立たねばなるまい。(新木正人「更級日記の少女 日本浪曼派についての試論(一)」『天使の誘惑』論創社
  • 「あなたは、更級日記の少女なのね。もう、何を言っても仕方が無い」(太宰治『斜陽』)
  • 日本浪曼派の思想は、空と海の思想だ、溺れ死にの思想だ。完璧に、非のうちどころなく溺れたものが最も美しい。(新木正人「更級日記の少女 日本浪曼派についての試論(二)」『天使の誘惑』論創社
  • 日本語はロゴスではない。創ることを拒否してある種の清潔感を守ろうとした言語だ。(新木正人「ただの浪漫とただの理性がそこにころがっている」『天使の誘惑』論創社
  • 飲食店の予約、予約がキャンセルされたらキャンセル料をとるのではなく基本予約を受付けないようにして、それでも予約をしたい人からはオンライン決済で予約料をとるようにしたらよいのでは。
  • 大河ドラマ「光る君へ」、更級日記の作者・菅原孝標女が登場しないかな。蜻蛉日記道綱母紫式部ことまひろ→更級日記の少女という継承。

  • 月も出ででやみにくれたる姨捨に何とてこよひたづね來つらむ/孝標娘
  • わが心慰めかねつ更級や姨捨山に照る月を見て
  • 年ごろ遊びなれつる所を、あらはに毀ちちらして立ちさわぎて、日の入際のいとすごく霧わたりたるに、車に乘るとてうち見やりたれば、ひとまには參りつゝ額をつきし、藥師佛の立ち給へるを、見捨て奉るかなしくて、人知れずうち泣かれぬ。(「更級日記」)
  • 血統による王、王徳による王
  • 平㔟隆郎説。魏恵成王の『竹書紀年』に対抗するための斉威宣王の『春秋』、そして韓の『春秋左氏伝』。
  • 晋の本家を侯として記述し、分家から興って君主の位置についた曲沃の一族について公と記述して分けた。韓氏はさらにその曲沃の分族にあたる。(『世界の歴史2 中華文明の誕生』中央公論社
  • 唐叔虞の末裔、晋。翼と曲沃に分かれる。
  • この公・侯・伯・子・男という爵秩序は、考古遺物などの健闘によって知られる春秋時代以前の爵秩序とは実は異なり、これを意識的に改変したものである。(『世界の歴史2 中華文明の誕生』中央公論社
  • 叔は公侯伯子男のような爵位かもしれない。共叔段。
  • 前代王の死去した年に元年と称せず正月に元年を称する踰年称元法、対義語は年の途中で元年と称する立年称元法
  • 10個の父系の血縁集団が交叉イトコ婚を繰り返し、王位をオジからオイへ継承させる。殷商?
  • 山林藪沢の富と軍事力。越の具区・楚の雲夢・宋の鉅野・斉の孟諸
  • 大邑による小邑の支配、邑制国家
  • 国之大事、在祀与戎(『春秋左氏伝』成公十三年)

 

所以143

  • パリ五輪のサッカーにウクライナイスラエルが出場するの、オリュンピア祭とは違うのだなと感じさせる。
  • われわれは「世界」の中に生きている。けれども「世界」は一つではなく、無数の「世界」が存在している。「世界」はいわば、〈世界〉そのものの中にうかぶ島のようなものだ。けれどもこの島の中には、〈世界〉の中のあらゆる項目をとりこむことができる。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • 人間主義ヒューマニズム)は、人間主義を超える感覚によってはじめて支えられる。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • 原生的な諸部族のあいだの自然物への「タブー」のあるものは、このようなエコロジカルな平衡感覚を母体としているかもしれない。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • けれどもドン・ファンが生きているのは、このようなヒトとモノへの存在の排他的区分以前の、自然と人間とが透明に交流する世界である。そうであればこそ、彼らに新しい世界のある部分のゆがみや異変を、全体の、つまりは自己自身の病としてただちに感受して畏れるのだ。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • まちがっていることへまちがっていると言ってしまえる愚かさもときには必要か。
  • ナインティー・ナイン(Ninety-Nine)
  • 文藝フルーツ
  • 従事すべき自分のプロジェクトが見つからないうちは新人賞など賞レースに参加すべきだ。見つかっているのならばそれらに参加すべきではない。
  • 病にはあと一度は勝つ。問題は、病んだ身が、山や川や海や雨や岩や湖といかに交換合歓できるのかということである。(新木正人「序」『天使の誘惑』論創社
  • 日本語は逃げる。限りなく逃げるのだ。全部逃げてしまって助詞助動詞しか残らない。(新木正人「序」『天使の誘惑』論創社
  • 中空に定点はない。ズレはない。定点がないからどこでも定点になり得る。だから「大和」は沈んだと思っている。中空とは「日本浪曼派」のたたずまいだ。(新木正人「序」『天使の誘惑』論創社
  • 水仙と盗聴、わたしが傾くとわたしを巡るわずかなる水/服部真理子
  • イヴ産みし傷を合はせり熱帯夜/藤幹子
  • 動詞ver〈見る〉と動詞mirar〈眺める〉の違い。
  • ausschalten〈括弧に入れる〉、判断保留
  • 〈20エレのリンネル=1枚の上衣〉という等置は、商品世界の外にある人間にとって〈双生児は鳥である〉という命題とおなじようにナンセンスにみえる。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • このような〈目の独裁〉からすべての感覚を解き放つこと。世界をきく。世界をかぐ。世界を味わう。世界にふれる。これだけのことによっても世界の奥行きはまるでかわってくるはずだ。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • 私=禾 (穀物)+△(囲いこみ)
  • このことは農業生産と余剰生産物の蓄積、私的所有と個我の意識、文字言語の形成から、階層社会の形成と政治権力の析出に至る、いわゆる新石器革命の総体をみごとに集約している。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • 「私」とは現実的には囲いこみであり、壁をめぐらすことである。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • フロイトは現実によって夢を解釈し、『更級日記』は夢によって現実を解釈する。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • 支配の欲求は同化的であり、出会いの欲求は異化的である。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • 出会いの欲求は反対に、異質の個性、異質の集団、異質の思想の存在をこそ欲求する。われわれの考えるコミューンとは、このような出会いの欲求に基礎をおく関係性である。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫
  • われわれの自我の深部の異世界を解き放つこと。(真木悠介『気流の鳴る音』ちくま学芸文庫

所以142

  • きくがよい 書記長の悪は告知された/文明はゆっくりと狂乱した(谷川雁「水車番の日記」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • おれたちの革命は七月か十二月か(谷川雁「革命」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • 虹は水草の茎のように力を求めてゆがむ(谷川雁「おれたちの青い地区」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • ――近代詩は世界詩であらねばならぬ(谷川雁「深淵もまた成長しなければならぬ」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • けだし詩とは留保なしのイエスか、しからずんば痛烈なノウでなければならぬ。(谷川雁「原点が存在する」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • 汝、人類の生存を望むか(谷川雁「原点が存在する」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • ekşi sözlük トルコ語「酸っぱい辞典」
  • h2g2
  • いったい論理にもとづかない理解、ひまわりが太陽の方へ向くような理解は存在しないものでしょうか。私がねらっているのはこの感触をそういう風に伝えることです。(谷川雁「東洋の村の入口で」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • 今日の日本には共産主義社会民主主義のほかにもう一つ無党派社会主義の三種の革新派があるといってよかろう。(谷川雁「民衆の無党派エネルギー」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • 共同体アナーキストたち
  • 若い大衆は知っている。自分を革新派と規定する現在の尺度は、みずから宣言しさえすればよいということを。(谷川雁「民衆の無党派エネルギー」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • 覇者として認められる条件は①他国を圧倒する強大な国力を持つ。②諸侯を召集して会盟の会頭を務め、天下の事を取り決める③小国を守り、滅ぼされた国の復興などをする。④夷狄を討ち、中原諸国の安寧に貢献する。(春秋五覇
  • いわば革命の陰極とでもいうべき、デカルト的価値観の倒錯された頂点……この世のマイナスの極限値。それは老子のいう「玄牝の門」であり、ファウストの「母たちの国」ではないか。潜在するエネルギーの井戸、思想の乳房、それを私は原点と名づけた。(谷川雁「民衆の無党派エネルギー」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • 晩年のドゥボールは「戦争ゲーム」[16]という独自のボードゲームを開発しアルルの山奥でそれに興じていたが、そこにおいて彼は盤上で状況を作っていたと、それほどの隔たり無く言うこともできよう。(野上貴裕、シチュアシオニストの「日常生活」論
  • ドゥボールは局面=状況を作り上げることに腐心する兵法家であり、戦略家なのである。(野上貴裕、シチュアシオニストの「日常生活」論
  • サークルとは何か、その発生を民族の伝統のうちに探れば、共同体の下部に会った民衆の連帯感とその組織にあるだろう。(谷川雁「さらに深く集団の意味を」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • サークルとは日本文明の病識を決定する場所としてこのうえなもなく貴重な存在である。その一義的な病因はどこにあるか。それはサークルの集団的性格が必ずしも開放の方向へうごかず、自己閉鎖しやすいことである。(谷川雁「さらに深く集団の意味を」『原点が存在する』講談社文芸文庫
  • KAFKAOKUR トルコ語のアイデア・芸術・文学のジャーナル
  • クシュティーکشتی
  • 自由を求め、自由に期待せず。
  • 読むべき本を読むのは創作者の、読みたい本を読むのは享受者の読書。
  • "Yan ama tütme" diyor İbn Haldun
  • 個人基準の価値判断や個人の感情を尊重してきた社会ゆえの差別がある。
  • 共同体基準の価値判断を尊重する社会では、すくなくともその価値判断を尊重する人たちの共同体内での差別は原理上起こりえない。

所以141

  • なぜなら、革命が個人によって「主体的」に裏切られうるものなら、そこにはすでに「歴史の必然」という観念は存在しえないし、反対に歴史が必然的であるならば、スターリン個人の裏切りなど不可能なはずだからだ。(絓秀実『革命的な、あまりに革命的な』ちくま学芸文庫
  • 川柳か彡柳
  • 第四十三条(高層建築物に係る郵便受箱の設置) 階数が三以上であり、かつ、その全部又は一部を住宅、事務所又は事業所の用に供する建築物で総務省令で定めるものには、総務省令の定めるところにより、その建築物の出入口又はその付近に郵便受箱を設置するものとする。(郵便法
  • 〈私+環境〉のレイアウトを自らの前に立つ肉体に、自らのレイアウトでもって半ば強制的に仮構させる装置としてのテクスト。あるいはそこから読み書きのプロセスの全体を一元的に定義づけていいくことで得られる「レイアウトの思考」としての言語表現――ひとたびそのように考えれば、あらゆる詩歌、あらゆる小説は、いくつもの〈私+環境〉の並べられ、重ねられ、すれ違い、拮抗する群れとして見えてくる。(山本浩貴「生にとって言語表現とはなにか」『新たな距離』フィルムアート社)
  • 高柳重信は、自身の改行俳句について、それは俳句にある曖昧さ(こうとも読めるし、あのようにも読める)を減らし、貧しく確定させようとするものだと語っている。その貧しさは、どこか幸福感に満ちた表情で語られる決定不可能性などとは距離をおいた、死と隣接する自己決定の苦しみとしてある。(山本浩貴「日記と重力」『新たな距離』フィルムアート社)
  • 多行形式/多行俳句≒改行俳句
  • 多くの日本人は、故郷の古い姿が破壊されて、欧米風な建物が出現するたびに、悲しみよりも、むしろ喜びを感じる。(坂口安吾『日本文化私観』)
  • 即ち、タウトは日本を発見しなければならなかったが、我々は日本を発見するまでもなく、現に日本人なのだ。(坂口安吾『日本文化私観』)
  • 電髪嬢
  • Filistin'e özgürlük
  • 日記という表現行為自体がまとう「私の持続の伝達」もまた、ここへと帰着する。言語表現とは、事物それ事態の描写を目指すものでも、抽象的な概念操作を繰り返すものでもなく、その中間地点あるいは手前において、極めて日常的に、世界と私の何重にも掛け合わさったレイアウトを組み直し続けるための、スタイルだったのだ。(山本浩貴「日記と重力」『新たな距離』フィルムアート社)
  • Wir sind das Volk. / Wir sind die Volkspolizei.
  • Eile mit Weile!
  • 東京にあった、土浦亀城が設計した精神科病院(入院病棟あり)とはどこか? 文京区?
  • 著者がみずから行商をはじめるといったことは、それまでの俳句業界ではありえないことだったらしい。俳壇における句集の位置づけとは商品ではなく、基本「謹呈物」なのである。(小津夜景「わたしは驢馬に乗って句集を売りにゆきたい」『ロゴスと巻貝』KTC中央出版
  • 三体問題
  • 美しい詩を書きたいというより、読む人の世界の美しさのきっかけになりたい。季節みたいに。(最果タヒ「あとがき」『落雷はすべてキス』新潮社)
  • ''Kötü şeyler bir başladı mı, üst üste geliyor.'' 村上春樹トルコ語
  • こうして民主集中制を完全に裏がえせば、深い根源からの民主と集中を可能にするシステムを設定することができる。(谷川雁民主集中制の対極を」『谷川雁詩文集 原点が存在する』講談社学芸文庫)
  • つまり、ひろゆき氏を今回起用し、また今後何か彼が問題発言をしたとしても、それによって広告に込めたメッセージの価値が毀損したりはしないのだ。(サントリーCM「ひろゆき」起用に見る"したたかさ"

所以140

  • インターネットで政治的な発言をしない人は賢明だ。
  • 賢明ではない生き方もある。
  • 政治的な発言をしないことは政治的な行為だからではなく、某党へ投票せよとか何に反対せよなどと直接訴えるのではなく間接的にそうするように促したほうがはるかに効果的だからだ。
  • 政治的な発言のうち、直接の訴えは反発を生みやすい。
  • もちろん反発を生ませたければ、自分の本来の意見とは逆の意見を直接訴えるのもひとつの手法だ。
  • また、自分の立場を表現するのにも政治的な発言は有効だろう。
  • マルクスがここで実質的にいわんとしていることは、労働力は他の商品と関係し依存しあう価値体系のなかにあるということにすぎない。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • カフカのホテク公園
  • ぼくがただ自分の文学的天職に従事するせいでその他のことに興味をもたず、そしてその結果として冷酷であることの真実さ、もしくは真実らしさを、だれがぼくに確証してくれるのか。(一九一二年三月二日『カフカ全集7』新潮社)
  • ドイツがロシアに宣戦布告した。――午後、水泳学校に。(一九一四年八月二日『カフカ全集7』新潮社)
  • 恐慌とはなにか。それは、価値の関係の体系が一瞬解体されることだ。物の内在的価値がそのとき消えてしまう。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • 四字戯画
  • 四字戯画、まさか「不」や「我」や「音」をそこから持って来るとは。
  • 南極の地理空間情報国土地理院
  • Anarchistische Pogo-Partei Deutschlands、ドイツ無政府主義ポゴ党
  • 10円のなかの1円はすべて等価だが、10個の貝は10個すべてが同じ貝という概念を有しているだけで異なっている。
  • 10個の貝は概念として等価だが、同じではない。
  • 交換可能な貨幣のように、伝達可能な文字は〈物々交換の延長として〉模倣や類想のある文字だ。
  • 独創的な文字、たとえば独創的な詩歌は伝達不可能であり、貨幣としては失敗作となるばかりか偽造の疑いをかけられる。
  • 独創的な詩歌は偽造された貨幣である。
  • 価値形態論と労働価値説
  • 日本のニューレフトはそれに先駆けて、大衆運動のヘゲモニーを(部分的にであれ)、全学連というかたちで掌握していたのである。この先駆性と、学生インテリゲンツィアが対抗運動総体を領導するという「後進国」のスタイルが混在しているところに、日本の六〇年安保の特異性が存在した。(絓秀実『革命的な、あまりに革命的な』ちくま学芸文庫) 
  • 自由には、自分を自分の意志で動かせるという自由と、自分は環境など何かよくわからないものに動かされているため責任を逃れているという自由の2つある。
  • 幻覚やイメージの再⽣、時間と空間における現実世界とのズレ。(フォトグラファー 木村和平による展示「石と桃」が、Rollにて5月5日(日・祝)まで開催中。
  • スターリニズムに対して初期マルクスがたてられ、さらにそのヒューマニズムに対して反人間的な後期マルクスがたてられたのであって(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • この問題の神秘的性格を明らかにしたのはヴァレリーである。彼は、作品は作者から自立しているばかりでなく、"作者"というものをつくり出すのだと考える。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • 読むことは作者を変形する。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • われわれは、「隠れた構造」「下部構造」「深層構造」という考えに、プラトン主義が生きのこっていることを知るべきである。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)

所以139

  • 自分の意見と同じ意見の人がいたら自分の意見を疑ったほうがいい。
  • 2回くらい価値観を変えられてこそ本物の勉強、それ以外は単なる自己満足
  • 産業道路は狐を先頭に西行きが約1キロ、南行きが約500メートルの渋滞です」(絲山秋子『神と黒蟹県』文藝春秋
  • 都会自慢と田舎卑下はその人と関わり合いのないことのように思えるが、人は環境の生き物だ。
  • 「山は人間が生まれるよりずっと昔からああなんだ。人間はいっときお邪魔しているだけなんだ」(絲山秋子『神と黒蟹県』文藝春秋
  • 黒蟹新報
  • 「怒られの発生」は役所でよく見る「賑わいの創出」と構造が同じだ。(絲山秋子『神と黒蟹県』文藝春秋
  • STOP地方差別
  • ソシュールは言語の本質を意味するもの(音韻)と意味されるもの(概念)の結合に見出している。しかし、それはすこしも新しい認識ではない。彼の新しさは、言語を価値としてみようとしたことにある。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • つまり、それは言語を「意味するもの」の示差的な関係の体系としてみることであり、意味はアプリオリにあるのではなく差異づけの体系のなかで、いいかえれば、語と語の間からあらわれると考えることである。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • 価値形態=示差的な関係
  • 貨幣形態=前意識においておおいかくされてしまう象形文字的な様態(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • 弓張山系は国境だからか山寺が多い。普門寺など。
  • 吉岡実の詩の世界
  • 文書主義者なので、卒業証書があれば不正だろうがなんだろうが卒業だろうと考える。
  • 卒業しているか否かと卒業できる学力があるか否かは異なる。
  • 強弁と詭弁
  • 思考実験 denkenexperiment
  • 強者女性が日本に根付かなかった家父長制というファンタジーを騙ることで弱者男性をも強者男性にしたてあげてバッシングしているのが日本社会の現状であり限界。
  • そこらへんは家父長制ファンタジーを信仰しているフェミニストと一度でもガチで闘わないと実感できない。
  • 人見知りは他人によく見られたいという願望の顕れ。
  • 心身の状態が悪くなるとやたらパッケージ化された善の主張をしがち。ファシズムは食物繊維豊富な食事でないと維持できない。
  • 自分自身に言及する文はすべて「無意味である」としてしりぞける立場もある。(野崎昭弘『詭弁論理学中公新書
  • 「人間の平等」は貨幣経済の産物なのだが、「貨幣」の謎は問われたことがない。それを問うことは、貨幣という「唯一者」(神)の根拠を問うことになるだろう。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • 貨幣経済で相異なるものを等価と見なすように、相異なる人間を平等にできるか?
  • 貨幣を否定すること、神を否定すること、それはまだ何ものでもない。それらは、貨幣を各商品に、神を各個人に内在させることにほからなない。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • マルクスがここでいう貨幣とはまさに文字である。たとえば、話し言葉においては、必ず聴き手がいる。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • 貨幣は与えた相手がその価値を知らないと商品を交換できない。文字は与えた相手がその意味を知らないと情報を交換できない。
  • Qu'ils mangent de la brioche!
  • 直接的な物々交換と文字や言葉を介さない情報伝達
  • 貨幣形態=音声文字=意識において、すでに価値形態はかくされてしまっている。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)

 

所以138

  • 初心者のためのテキサス・ホールデムマニュアル
  • Cafeの3Cとは、Coffee珈琲、Cheese cakeチーズケーキ、Cigarette煙草
  • サピオセクシャルsapiosexualなのでイベントは舞台裏が気になるし、つくるzineの表紙はテキトー、有名人の詩歌より巧い詩歌が好き。
  • 差別に苦しんでいる人と差別が存在しない社会とは同時同場に並存する。
  • 相矛盾する存在が、相矛盾する器と容れ物とが共存することこそ多様性社会
  • 連句のため、俳句のため、で起こしたアクションにその人の作品が加わったとたんにそれは自分のためになる。
  • 抑圧された、自分のファンを増やしたい欲求。
  • 欲求を強く抑圧しているからこそそれを指摘されると強く否定したがる。
  • 抑圧した欲求を認めちゃった人の方が安心してついていきやすい。
  • 入門書はファンの初心者とか弟子を増やす目的で出すもので、それ以外ならあまり有効じゃない。
  • 入門書だけ書ける人と中級者上級者向けの本をも書ける人とがいる。
  • 後進の育成は大事。「歴史家の判断に委ねる」発言も後進を育成しないと単なる無謀な発言になる。
  • 外因的な人は社会に不満を持たないと学問をする推進力がない。自分の不満を正当化するのが学問になるから。
  • オーストラリアのハンドボール
  • ガザ南部からの撤収は、イラン・イスラエル全面戦争の幕開けか?
  • 広大な海に、誰に知られることもなく密やかに降る雨のことを思った。雨は音もなく海面を叩き、それは魚たちにさえ知られることはなかった。(村上春樹国境の南、太陽の西講談社文庫)
  • マルクス主義が現実にもった影響力のほとんどは、マルクスのテクストに負うものではなく、そのテクストをのみつくしてしまい、テクストがたんにその一部を表示しているにすぎないようにみえる意味体系に負うのである。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • 変革を主張すると反発を食らうだけだが、静かに叙述すると浸透する。
  • 単独親権は日本の伝統的な双系制社会には合っている。
  • 共同親権の議論は確か10年以上前からされている気がする。まだやっていたのか感はある。
  • 選択するときになったら私は共同親権ではなく単独親権を選択して「好きに生きよ」と見放す人間だけど、共同親権という選択肢はあってもいいだろう。
  • 少なくとも離婚したからという理由で継続的な話し合いもできない人たちが夫婦になってはいけない。
  • というより恋愛感情の延長で結婚してはいけない。
  • 実子誘拐やDVや偽装DVやストーカーなど、極端な例示をして感情論に持ち込もうとするのは日本人の議論下手さを表している。
  • 政治的な話題で、かわいいキャラクターやぬいぐるみを使ったり「人の命がかかっている」と主張したりする意見はしばし疑ったほうがいい。
  • ピクセルアートは、わかりやすく第二次分節を持つ。個々のピクセル(それ自体は意味を持たない)がアルファベットに相当するわけだ。この点では、ピクセルアートは言語に近い。(ピクセルアートの美学第1回 ピクセルアートとは何か

 

所以137

  • 琵音、アルペジオ
  • 変化・加速・初体験
  • 戦争は自国民や自分の勢力内の民を相手国に殺してもらう行為。
  • クランク付き携帯ゲーム機playdate
  • 彼がいうように、ある思想家を、その外形が体系的であるか断片的であるかによって区別することは無意味である。(柄谷行人マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
  • 会場限定じゃないCDは水曜日じゃないとリリース出来ないんです。(UNITED MUSIC INFORMATION 2024.03)
  • TimeOut
  • 文字数カウントツール
  • 結果だけに共感して連帯する人たちは、議論の進め方に関心がない。だからどんなに誤った議論の進め方がされていても結果が気に入れば連帯してしまう。
  • カプコンタウン
  • ヒステリア・シベリアナ
  • 川柳はウィトゲンシュタイン論理哲学論考』でいう可能的な事態の言語表現
  • 外延的側面bedeutung意味、内包的側面sinn意義
  • 明けの明星ファスフォラスphosphorus、宵の明星ヘスペラスhesperus
  • 『論考』はこれをひっくり返します。つまり、言語が思考を成立させるのであって、言語以前の思考という考えには意味がない、と。(野矢茂樹言語哲学がはじまる』岩波新書
  • では、『論考』で為されていた議論は捨て去られねばならないのでしょうか。いや、そんなことはありません。動的に推移していく言語の、いわば時間的な断面図――ある時点における言語使用のあり方を捉えた議論――として十分な有効性をもっています。(野矢茂樹言語哲学がはじまる』岩波新書
  • 現代短歌も現代俳句も現代川柳も現代詩も現代美術も現代はmodernではなくcontemporary

所以136

  • スプーンポット
  • オムニコード
  • 社長や商品広告に使われているタレントの発言が嫌いだからという理由その会社の商品への不買運動が起こる社会では政治的議論は難しい。
  • もちろん、個人的に買わないのはなにも問題ない。
  • もちろん、議論は苦手だから民主的な議論という手段を避けて政治的勝利だけを目指しボイコットや不買運動をするならそれはアリだ。
  • それは、すでに戦争だから。
  • 社長やタレントの発言は嫌いだけどあの会社の商品は好きだから買う、という社会なら政治的議論は起こりやすい。
  • 政治思想とそれ以外を分けられるのは自らの思考や思索を基盤にした思想を持っている人だけ。
  • 思想強めより思考強めに。
  • ドゥルーズガタリの戦争を遠ざけるために用いた戦争機械machine de guerreという語は戦争という語を使ったことで戦争を相対化し逆に戦争を遍在化させた。
  • Gün Zileli トルコのアナーキスト
  • Başlıkta da zikrettiğim gibi, Türkiye solu (hatta belki dünya solu da) iki ana kesimden oluşur: “Üst sol” ve “alt sol”. (“Üst Sol” ile “Alt Sol” Arasındaki İlişki
  • プロシージャル・ポエジー/手続きの詩学
  • 詩歌巡検
  • 出版不況は読者の方を見すぎたから。もっと出版社の価値観を読者へ押しつけろ。
  • 朗読だと文章を目で追って読むのとは違う味わい方ができますし、自身の創作物を受動的に伝えることもできます。(文芸同人誌即売会「チョビアマ」に参加してきました
  • イベント宣伝のコツはイベント開催のことを誰かに伝えたことを他の誰かに見せること、悟らせること。
  • 地下出版、Samizdat、самиздат
  • 私的検閲が問題になるのは政治の中心が国会から在野へ移っているから。
  • 僕はたぶんそのとき、彼女たちと寝ることによって何かを試してみたかったのだろう。自分が彼女たちの中に何を見出だせるのか、彼女たちが僕の中に何を見出すのか、そういうことを。(村上春樹国境の南、太陽の西講談社文庫)
  • KANTAN play
  • NOZOMI paper factory
  • 三好長慶の理世安民