言葉を重んじる人は軽々しく理由を述べない。 家族は観光客でつくられる。家族は誤配で生まれ、訂正可能性によって持続する。（東浩紀『訂正可能性の哲学』ゲンロン） 家族とは訂正可能性の共同体だ。そこでは、偶然と運命、変化と保守、開かれているものと…

集団生活で習得するのは、集団と上手につきあう方法ではなく、集団に心を動かされない方法。 科学者がスピリチュアルな人を恐れるように、スピリチュアルな人は詩人を恐れる。 人の役に立つものだけを善として手元に置くのではなく、役に立たないとされるも…

何語を学ぶかは問題ではなくどの言語をどれほど長く深く学べるかが大事だ、ということを十数語の失敗とともに学ぶのが語学。 戦後共産主義のイタリア語か詩のトルコ語が無難かも。 結論ありきの行動（団体や個人を叩くこととか）には魅せられない。結論はぼ…

アゼルバイジャンとアルメニアの紛争が落着したかと思ったら今度はイスラエルとガザ。第三次世界大戦も危惧されるなか『礫』を読む。〈冬鵙のゐさうな山の容かな／山口昭男〉たぶん中国地方や四国地方の山ではなく中央高地の尖っている山だ。〈手袋のその人…

ジャニーズの次はジブリかハロプロか、エイベックスやサンリオかもね。驕れる者は久しからず。 軽みとは意味へのこだわらなさ。 モル的な組織、党派ではない群衆。 「備給 investissement ＝ Besetzung」というのは、リビドーを特定の対象に注入することを意…