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以太以外

病名は人間性や夕野分 以太

2024-01-01から1年間の記事一覧

所以140

インターネットで政治的な発言をしない人は賢明だ。 賢明ではない生き方もある。 政治的な発言をしないことは政治的な行為だからではなく、某党へ投票せよとか何に反対せよなどと直接訴えるのではなく間接的にそうするように促したほうがはるかに効果的だか…

所以139

自分の意見と同じ意見の人がいたら自分の意見を疑ったほうがいい。 2回くらい価値観を変えられてこそ本物の勉強、それ以外は単なる自己満足 「産業道路は狐を先頭に西行きが約1キロ、南行きが約500メートルの渋滞です」(絲山秋子『神と黒蟹県』文藝春秋) …

所以138

初心者のためのテキサス・ホールデムマニュアル Cafeの3Cとは、Coffee珈琲、Cheese cakeチーズケーキ、Cigarette煙草 サピオセクシャルsapiosexualなのでイベントは舞台裏が気になるし、つくるzineの表紙はテキトー、有名人の詩歌より巧い詩歌が好き。 差別…

所以137

琵音、アルペジオ 変化・加速・初体験 戦争は自国民や自分の勢力内の民を相手国に殺してもらう行為。 クランク付き携帯ゲーム機playdate 彼がいうように、ある思想家を、その外形が体系的であるか断片的であるかによって区別することは無意味である。(柄谷…

所以136

スプーンポット オムニコード 社長や商品広告に使われているタレントの発言が嫌いだからという理由その会社の商品への不買運動が起こる社会では政治的議論は難しい。 もちろん、個人的に買わないのはなにも問題ない。 もちろん、議論は苦手だから民主的な議…

一人暮らしのための15のリスト

ひとりぐらしをはじめた人が3年後に自信をつけ、10年後に確信に変わるための15のToDoリスト

所以135

たとえば目の前に詩がありそれを「わからない」で済ませられたら、あなたはジェノサイドの才能がある。 詩への態度は、正解のない他者の営為に対する態度。 グループ幻触 グループ「幻触」と石子順造 1960-1971 誠 私たちのような海側では、といっても浜名湖…

所以134

日本人が互いに怠惰を許さないのは日本人社会に目的意識がないから。社会に目的があれば目的を達成していさえすれば怠惰も許せる。 同調圧力の強い社会は目的を持たない社会説 無人島だったミルリ環礁に浄水施設と小さな火力発電所を作った。燃料はミルリの…

所以133

直感の詩人は、自らの発言や言葉や詩が全体的な風景を描き出し表象すること、世界の意味を適切に、また余すことなく表現し、明らかなにすることを疑いません――なぜなら、世界の意味は直感の詩人にとって手の届かないものではなく、隠されてもいないからです…

所以132

「理解できない」を「否定する」の意味で使う人 緊急のときボーッとつっ立っている人が必要。その人は緊急のときに混乱をもたらすから、或いは動いている人に観客が必要だから。 verum et factum convertunteur. ナショナリズム自体は、無記、いわば価値中立…

「和紙」『林翔全句集』コールサック社

もうすぐ浜松市でポエデイがあるので全句集を読む。〈かの童まだ遠凧につながれる/林翔〉遥か感がある。大きな景色だ。〈ものの芽をうるほしゐしが本降りに/林翔〉だんだん激しくなる雨。春も深まりあたたかくなる。〈訊きかへす梅雨の電話のなほ遠し/林…

所以131

俳句もデザインも似ている。(深澤直人『デザインの輪郭』TOTO出版) Civ5日本語化計画 Civ5の攻略本 Civilization5(Civ5 シヴィライゼーション5) 攻略Wiki Civ5攻略記 Civ5 指導者生活ガイド スパ帝国 Civ5沼 〈ここで重要なのは、「分断淘汰」によって、配…

所以130

原作者は0から1を作っているように誤解されるけれど今のマンガも小説もたいていは模倣かアレンジ。 原作者に限らず作者は100から1を作っている。 肉の宝屋餃子は肉汁が小籠包かっていうくらい出る。 原作者の意向というが、原作の根源となった原作者たちの意…

正木ゆう子『玉響』春秋社

俳諧自由として〈地虫鳴く総面積を求めなさい/以太〉を胸に『玉響』を読む。〈春眠の繊毛戦ぐ耳の奥/正木ゆう子〉親しい人の耳であろう。〈以来そこにあるヘルメット走り梅雨/正木ゆう子〉事故か何かある出来事から彼はバイクに乗らなくなった。梅雨に思…

所以129

浮遊臓器 私の場合は母を通じて母方の祖母から恩恵をうけることが多かった。母系的な名残りが私の子供のころまでは家の中の秩序に見られたのである。(宮本常一『忘れられた日本人』岩波文庫) 文芸テクノクラート 内閣が全員男性に見えてもそのほとんどが同…

所以128

理解できないものへの態度でその人の価値は決まる。尊ぶか、蔑むか。 キクが台所に行ってみると血の海に氷山が浮いているようなベチャベチャのサラダボールを持ったままアネモネがべそをかいていた。(村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』講談社文庫) ア…

所以127

代返を繰り返すことで代返者自身の名謁も実現するのである。(村井康彦『藤原定家『明月記』の世界』岩波新書) 平安末期から鎌倉期にかけて、公家社会では居所に因んで付けられる家名が現われるが、それは公卿層からはじまるのである。(村井康彦『藤原定家…

所以126

あのようになりたくないという理由で対象を批判してはいけない。自分がならなければいいだけの話。 危険だから原子力発電を廃炉にしようという話は、社会にとって危険かもしれないからという理由でトランスジェンダーなど性的少数者や精神障害者を殺そう、と…

所以125

忍ばむと思ひしものを夕ぐれの風のけしきにつひにまけぬる/鴨長明 才能が必要である。しかし、才能ある者は、まける……。(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫) トルコ語 NHK 幽玄体は習うのはむずかしいんですが、一通りの心得さえあれば、実は詠みやすいん…

所以124

特定の宗教を信じないまでも、人間が持つ能力の限界を知り、自分や他者の責任感や罪悪感を神と呼ぶ存在しないものへ仮託することで、自分の精神にかかる負担を減らす技術が宗教。 スピノザもまた 麦メール句会 見えすぎるため世間とずれて詩人になる人と見え…