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以太以外

病名は人間性や夕野分 以太

一人暮らしのための15のリスト

新社会人、新入生などでひとり暮らしをはじめる人のための、心と体を守るやるべきことリスト。

  1. 米を炊け。玄米がおすすめだ。
  2. キャベツと榎茸と葱を味噌汁の具にしてつくりおきしとけ。
  3. 納豆とキムチとヨーグルトは冷蔵庫に常備しとけ。
  4. 毎日、乳酸菌と書かれた飲料を一本買って飲め。Yakult 1000がおすすめだ。
  5. 週に一度は魚を食え。
  6. 肩胛骨まわりと股関節まわりはやわらかくしとけ。
  7. 歯は毎食後に磨け。
  8. 毎日、2kmは歩け。
  9. 毎日、5分は語学をやれ。何語でもいい、duolingoがおすすめだ。
  10. 毎日、俳句か川柳か短歌か和歌をひとつ覚えろ。
  11. 月に1冊、新書を読め。岩波新書講談社現代新書ちくま新書中公新書がおすすめだ。
  12. 日記をつけろ。毎日じゃなくていい、一文でも短歌でもいい。
  13. 不織布のプランターで果樹を育てろ。枇杷は、食べたあとの種を埋めれば発芽する。
  14. 行きつけの個人店をつくれ。下宿の近所か勤務先・学校の近くに。週に一度は顔を出せ、名前を覚えてもらえ。
  15. 毎日、1分以内の儀式をしろ。礼拝する、神社に参拝する、仏壇・神棚・聖壇に線香を立て合掌する、推しのポスターにキスする、なんでもいい。

たくさんあるように見えるけれど、たとえば果樹への水やりを儀式にしたり、歩きながら肩胛骨をまわしたり、行きつけのベトナム料理店でべトナム語を練習したり、行きつけの個人書店で新書を買ったり、そこで立ち読みして短詩を覚えそれを神社で唱えるのを儀式にしたりと工夫するとそんなに多くないことに気づくだろう。とにかく腸と脚と歯は健康に。あなたのひとり暮らしに幸あれ。

 

 

所以135

  • たとえば目の前に詩がありそれを「わからない」で済ませられたら、あなたはジェノサイドの才能がある。
  • 詩への態度は、正解のない他者の営為に対する態度。
  • グループ幻触
  • グループ「幻触」と石子順造 1960-1971
  • 誠 私たちのような海側では、といっても浜名湖岸ですが、裕司さんたち引佐町北部の人たちを山の人と呼ぶことがあります。(「天地耕作インタビュー」『天地耕作 初源への道行き』静岡県立美術館)
  • https://athenacrisis.com/
  • 「ポエデイ」浜松で祭典 詩に包まれ歌人ら朗々中日新聞
  • 雨が止むを得ず、急停車する場合がございます。
  • 優しい言動はそのまま優しい政策とはならない。優しい政策が優しくない言動から生じることもある。
  • 「奇怪な通信を一方的に送りつけられた皆様、どうも失礼しました」(『耕作だより4』)と書かれていることからもわかるように、村上らは自分たちが興味を抱いている様々な人たちに『耕作だより』を送付している。(山本浩貴『ポスト人新世の芸術』美術出版社)
  • 浜松市のイベントや祭は、祭大王が出現して一人前。
  • 構造目線 情報館
  • ドラゴンボールを読んだことのない人が言う「変わった人」はものごとをよく考えている人だったということがある。
  • 新しい環境がものごとをうまく運ばせる派と古い環境のほうが落ち着いていい派
  • 戦争をつくる思考様式で戦争に反対している人たち
  • Didthis コレシタ

所以134

  • 日本人が互いに怠惰を許さないのは日本人社会に目的意識がないから。社会に目的があれば目的を達成していさえすれば怠惰も許せる。
  • 同調圧力の強い社会は目的を持たない社会説
  • 無人島だったミルリ環礁に浄水施設と小さな火力発電所を作った。燃料はミルリの三つの極小島の土だ。珪藻土に似た色の一種の泥炭を精製して燃し熱源としている。(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)
  • 京都のランリック、小樽のナップランド、浜松のことゆくラックとウクラン、立山町のわんパック。ランドセル以外のご当地ナイロン製ランドセル。
  • ミニオンズの憂鬱は私たちの気分に重なるのである。欲望の大半が簡単に充足されうるとき、私たちは何が本当に必要なのかを自分で選ばなければならなくなる。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 終わりなき日常では、自分の不幸の原因を外的要因(社会)のせいにすることはできない。そこでは、コミュニケーション・スキルが〈私〉の生き方や世界への関係を決めるからだ。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • では、動物化とは何か。私なりに一言でいえば、他者なしで充足することである。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 私の考えでは、現代社会では動物化への欲求と関係性への欲望の両方が動いている。だから、善への意志は消えたわけではないのだ。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 欧米から示されたSDGs=パッケージ化された善の指針を有り難く頂戴し、その指針に従っていれば、何となく「よさ」へのコミットメントが果たされると思っている、その危うさである。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • キクは鮫の緑色の血の中で二つのことを知った。死に抗うのを止めると体から苦しさが消えること、心臓の鼓動が聞こえる間は諦めずに苦しさと戦い続けなければいけないこと、の二つだ。(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)
  • 詩歌展示販売会「詩丼
  • ピュロン主義者が懐疑主義を支持したのは、独断的理論を医学に持ち込むべきではなく、医学は「経験」と「観察」にもとづくべきだ、という考えを持っていたからなのである(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • ピュロン主義の洞察は、判断保留が一つの積極的な態度決定――〈私〉は判断しないという態度決定――であることを示している。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 戦争反対より判断保留!
  • 他の人に比べて自分を有能だと思う全能感も、逆に無能だと思う無力感も、〈私〉と他者の公正な関係にひびを入れてしまう。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 相対性から抜けられなければ、それは力の論理を容認することに 等しい、と。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 〈私〉と他者の間に生じる人間関係上の抵抗や摩擦を敬遠しすぎると、今度は、他者とのつながりをうまく感じられなくなる。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 集団行動をうまくやる方法は与えることだけ。
  • 世襲の貴族制のメリットは、特権を与えられた人たちが能力によってではなく血筋によって選ばれていると自覚できるところ。
  • だから判断ミスを隠蔽しにくい(比較論)。
  • 天地耕作の禁足地をつくるための囲い、聖域をつくるための技法
  • しだんくら
  • 美術|村上誠
  • 分裂症的折衷主義1986浜松

所以133

  • 直感の詩人は、自らの発言や言葉や詩が全体的な風景を描き出し表象すること、世界の意味を適切に、また余すことなく表現し、明らかなにすることを疑いません――なぜなら、世界の意味は直感の詩人にとって手の届かないものではなく、隠されてもいないからです。(オルハン・パルク、山崎暁子訳『パルクの文学講義』岩波書店
  • 自意識の詩人はとりわけある一点について不安を感じています。すなわち、自分の言葉がリアリティーを包みこめるか、そこに到達するか、自分の発話が意図した意味を伝えられるか確信が持てないのです。(オルハン・パルク、山崎暁子訳『パルクの文学講義』岩波書店
  • 私にとって、小説を書くことは、風景(世界)のなかに私の人物(キャラクター)たちの気分や感情や考えが感じられることを意味します。(オルハン・パルク、山崎暁子訳『パルクの文学講義』岩波書店
  • 言語的想像力に働きかけるのに長けた作家がいる一方で、視覚的想像力のほうに強く訴える作家もいます。一つ目のタイプを「言語的作家」、二つ目のタイプを「視覚的作家」と呼ぶことにします。(オルハン・パルク、山崎暁子訳『パルクの文学講義』岩波書店
  • Masumiyet Müzesi
  • Kayıp Zamanın İzinde 失われた時を求めて
  • モナド、予定調和していく国家たちの連関として
  • les monades n'ont point de fenêtres par lesquelles quelque chose y puisse entrer ou sortir.
  • 思想強めとは、思想の知識はあるけれど日本社会の現状に合致しているかどうかの思考が足りないという指摘
  • 思想強めの対義語は思考強め
  • 出版界の未来、ひとり出版社や地方拠点の小規模出版社が増加…… 独立系書店と良好な関係を構築
  • アネモネは、キクの情婦です、と中倉と林に自己紹介した後ランドローバーを走らせた。(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)
  • 遠州詩歌メディア43詩歌
  • Kānāwai Māmalahoe
  • 岡山に住んでいて、山陽新聞に短歌や俳句を送り、採用されると5千円もらえた。図書館に行って、山陽新聞の過去10年、20年の採用された短歌や俳句を全部調べて、どんな傾向があるか、この審査員のときは何が採用されているかを調査した。(「桃鉄に枚方市を追加してください」 桃鉄ゲーム監督の前でガチプレゼン 大阪・枚方市小倉小学校の6年生
  • 非常な苦痛に一人で耐えなければ、恐怖を克服することなどできないと教えようとしたんだ、そうだ、僕は襲いかかる恐怖に耐えて自分一人で立ち向かったことがない(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)
  • しかし、自分一人きりで戦わなくてはいけない時が必ず来る、(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)

所以132

  • 「理解できない」を「否定する」の意味で使う人
  • 緊急のときボーッとつっ立っている人が必要。その人は緊急のときに混乱をもたらすから、或いは動いている人に観客が必要だから。
  • verum et factum convertunteur.
  • ナショナリズム自体は、無記、いわば価値中立的なものだから、ナショナリズムがよい、悪いといった議論には意味がない。具体的に現れた個別のナショナリズムについて評価していくほかに術はない。(佐藤優『獄中記』岩波書店
  • 獄中で中国絡みで関心を持っているのは、仏典をサンスクリット語から中国語に訳す過程で、繋辞(copula)のない中国語で、「〜である」を示すために有という漢字を用いたために、中国経由の日本仏教に実体的概念が強くなってしまったのではないかという問題だ。(佐藤優『獄中記』岩波書店
  • 神学プロパーの勉強をした人たち以外に、「汝の敵を愛せ」という言葉ほど誤解されてきたイエスの言葉はない。まず、誰でも愛せということではなく、味方と敵をきちんと分けて、敵を愛せということである。(佐藤優『獄中記』岩波書店
  • 芸術においては、何より忍耐が必要であり、伝統が大切である、と――そして実際に重要なのは、奇蹟だけである、と。(河島英昭訳「詩の必要」『ウンガレッティ全詩集』岩波文庫
  • 有限の存在である人間に無限を知ることができるのは、有限の事物を介してのみである。(河島英昭訳「詩の必要」『ウンガレッティ全詩集』岩波文庫
  • さらに、日本語をより魅力的に話す方法について同氏は、「音程を低く・ゆっくりと・吐息を多めに」といったアドバイスをしています。(「相手をドキドキさせる世界の言語」が判明! 2位は「ポルトガル語」、日本語は何位?
  • スポークン・ワードやポエトリーリーディングや朗読に役立つ知識。
  • 〈狼の仔を産みし犬見に行かむ/林翔〉〈林檎の木夢の中では髑髏の木/林翔〉〈シェルターに生きて無限の夜長かな/林翔〉(「幻想――核戦争後風景」)
  • 浜松乱闘事件
  • 回鍋肉レシピ
  • 資本=ネーション=ステートが確立されると、もはや根本的な革命はない。ただ、変化はあってもマイナーな変化があるだけである。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • マルクスは、ネーション(民族)は資本主義的な階級対立に根ざしているので、それを解消すれば問題は消滅すると考えていた。しかし、そなようにネーションを軽視したために、マルクス主義の運動は、ネーションを掲げるナショナル社会主義ファシズム)に敗北する結果に終ったのです。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 遊動生活においては、死者を埋葬して立ち去ればよかった。しかし、定住すると死者の傍で共存しなければならなくなる。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 定住した共同体は、リニージ(血筋)にもとづき、死者を先祖神として仰ぐ組織として再編成される。このよつな共同体を形成をする原理が、互酬交換なのです。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 私がZINEだと思えるものは、自費出版で、印刷・製本を自ら行っていて、どこか未熟な所があって、作者の作りたい、書きたい、という想いだけでできているものだ。(nu「一、何がZINEで何がZINEでないか」『ZINEについての私見』箱舟文庫)
  • でも、私のことを理解してほしい、受け入れてほしい、という気持ちはものすごくあっね、そういう気持ちが、私のZINEをツクル一番の源動力になっている。(nu「二、自己開示の手段としてのZINE」『ZINEについての私見』箱舟文庫)
  • 人を前にして理解してほしい、受け入れてほしいと考えると人前で緊張することは避けられない。
  • 相手を笑わせよう、喜ばせようと考えると人前であまり緊張しない。
  • 他人に誤解されたい、他人をくすりと笑わせたいと思うと俳句をやるようになる。
  • トーテミズムとは、あらかじめ「原父殺し」を行うこと、そしてそれを反復することにほかならない。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 贈与の義務が、首長が王となることを妨げている。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • モンゴルの世界帝国は、中国からアラビアにいたるまでの大帝国です。どうしてこれが可能だったかといえば、権力の上層部では首長制がとられていたからです。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 帝国の貨幣・法・世界宗教・世界言語
  • 儒教の仁徳とは福祉国家
  • 中心→メソポタミア、周辺→アナトリア、亜周辺→ギリシア
  • 一般的に、世界=経済は、世界=帝国の「亜周辺」において成立した、ということができます。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 国民国家は成員に同質性を強制しその拡張としての帝国主義が他民族に同質性を強要するのと対照的に、帝国は各地の住民に民族性や言語の独自性を認める。
  • 多民族を包摂する帝国の原理
  • 帝国は単に武力によって形成されるのではない。また、帝国は巨大化した国家というようなものではない。帝国が形成されるには、いわば「思想」が必要なのです。商鞅が行ったのは、一言でいえば、旧来の氏族的共同体を根本的に解体することです。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 帝国の存在しえない帝国主義にしかなりえない亜周辺ではヘゲモニー国家が生じる。オランダやイギリスなど。
  • ふたつの海軍国、亜周辺のイギリスと亜周辺のアテネ
  • 世界=経済では、中心がたえず移動します。中心でなくなれば、半周辺ないし周辺となります。半周辺は、帝国における亜周辺とは違います。世界=経済では、帝国(中心)のみならず、亜周辺も成立しないのです。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 近代の国民国家と資本主義を越える原理は、何らかのかたちで帝国を回復することになるのです。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 帝国を否定し且つそれを回復すること、つまり帝国を"揚棄"することが必要なのです。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • コスモポリタニズムはナショナリズムに背反するけれども、郷土愛とは両立します。コスモポリスは、多くの郷土が存在するような空間を意味する。それはいわば「帝国」なのです。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 日本では王侯・貴族から庶民にいたるまで、双系制的であり、また、近親婚的でした。家父長制にもとづく中国の制度や観念(儒教)は、明らかに日本の実情に反していました。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • つまり、日本の亜周辺性は、ある意味で、周辺的なコリアの存在によって保障されたといえるのです。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 双系制は、出自(リニージ)ではなく組織(イエ)の維持を重視する考えにつながります。したがって、広く養子制がとられた。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 「中心」においては、堅い骨格となる理念性が必要です。また、「周辺」でもそれが要求される。しかし、「亜周辺」にはその必要がない。だから、理論的・道徳的な態度を嫌い、手仕事のようなものに価値を与えます。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 京都の周辺性、東国の亜周辺性
  • そもそも帝国の周辺では、皇帝よりも上位にある天皇という称号を名乗ることはありえません。亜周辺だからこそ、こんなことが許されたのです。(柄谷行人『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫
  • 柄谷 言語学は、言語を指示対象から自立した示差的な関係体系としてとらえるので、固有名は邪魔なのです。例えば、固有名は他の言語体系に翻訳されない。つまり、それは体系の中に属するようでいて、属していないのです。また、指示対象と完全に分離することもできない。その点で、固有名は貨幣に似ています。(柄谷行人佐藤優「柄谷国家論を検討する」『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』岩波現代文庫

「和紙」『林翔全句集』コールサック社

もうすぐ浜松市でポエデイがあるので全句集を読む。〈かの童まだ遠凧につながれる/林翔〉遥か感がある。大きな景色だ。〈ものの芽をうるほしゐしが本降りに/林翔〉だんだん激しくなる雨。春も深まりあたたかくなる。〈訊きかへす梅雨の電話のなほ遠し/林翔〉濡れて漏電感のある電話。よく聴こえない。〈滝あふる近視痩骨の教師らに/林翔〉仕事に励む教師らの姿、意志を滝の姿に見る。〈電力地帯煌々の灯に銀河懸く/林翔〉遠州の地の光と天の光との対照。〈放送終り人寝て虫の地の厚み/林翔〉テレビかラジオ放送後の眠りの世界。〈石蹴つて石光らしむ卒業期/林翔〉蹴石すらも光るように思える時期だ。〈休暇果てむ晩夏の樹液手に粘り/林翔〉晩夏の記憶としての樹液がいつまでもいつまでも手に粘りつく。〈満開の花のことばは風が言ふ/林翔〉風も花の色をして。〈冷じく絵具削りしナイフ痕/林翔〉えのぐ、だろう。ペンチングナイフだろうか。

 

林翔全句集

林翔全句集

  • 作者:林 翔
  • コールサック社
Amazon

所以131

 

所以130

正木ゆう子『玉響』春秋社

俳諧自由として〈地虫鳴く総面積を求めなさい/以太〉を胸に『玉響』を読む。〈春眠の繊毛戦ぐ耳の奥/正木ゆう子〉親しい人の耳であろう。〈以来そこにあるヘルメット走り梅雨/正木ゆう子〉事故か何かある出来事から彼はバイクに乗らなくなった。梅雨に思いを託す。〈たれも見ぬ深山の螢火になれるか/正木ゆう子〉きっとなれないのだけれど。〈美しいデータとさみしいデータに雪/正木ゆう子〉データを描くホワイトを思う。〈兵戈なき雛壇をこそひなまつり/正木ゆう子〉随身はいないほうがいい。〈黒豆を煮るや黒耀石の艶/正木ゆう子〉おいしさの発見。〈息白くわれへ繋がる太古かな/正木ゆう子〉太古の人も息は白く、息の色は繋がっている。〈行く鷹の後ろにこの世なき如く/正木ゆう子〉颯爽と、という言葉そのままに猛禽は飛ぶ。〈よき枝のあれかし旅の夜の鷹に/正木ゆう子〉鷹の今後を寿ぐ視線がある。〈人亡くて誕生日くる雨水かな/正木ゆう子〉人が死に、産まれても暦は巡る。〈紅梅の蘂蘂白梅の蘂蘂蘂/正木ゆう子〉小さなものへの視線がある。〈ゆらめいてこの星もひとつぶの露/正木ゆう子〉はるか宇宙から見れば地球も小さなひと粒。

所以129

  • 浮遊臓器
  • 私の場合は母を通じて母方の祖母から恩恵をうけることが多かった。母系的な名残りが私の子供のころまでは家の中の秩序に見られたのである。(宮本常一『忘れられた日本人』岩波文庫
  • 文芸テクノクラート
  • 内閣が全員男性に見えてもそのほとんどが同性愛者かクィアかもしれない。人を見かけだけで判断してはいけない。
  • 文芸の審査員は偏って見えなければいけない。全員男性に見える、とか。
  • 公平さを主張するのは応募者へ失礼だし欺瞞だ。文芸の選は偏って見えるべきだ。
  • 本当に偏っているかどうかは別として。
  • 文芸テクノクラート養成講座
  • グラムシの陣地戦とヘゲモニー南北朝時代の二条派と京極派や文学社会学などを講義。
  • 招聘講師に外山恒一
  • 映画音楽急性増悪 第1回(虹釜太郎)
  • 虹釜太郎
  • 虹釜太郎(パリペキン/不知火/360°)
  • 作品と子離れできない作家をデビューさせる出版社は作家が実写化作品の原作者となったときに見殺しにしてしまうようなもの。
  • 手っ取り早い理解に落ち着かないこと。
  • この連中は戦争にいくのが面白くてたまらなかった。とにかく皆世間師で、無鉄砲なところがあり、何かおこるのをのぞんでいたのである。そこで戦争がはじまると実によく働いた。(宮本常一『忘れられた日本人』岩波文庫
  • 平和とは支配とその支配構造を甘受すること。文学社会学でも同じ。戦争をして、既得権益層の平和を破壊しよう。文芸と詩歌の評価を流動的にしよう。
  • 実写化の独創性を認めないのとひどいことを言われて自殺した人がいたらひどいことを言った人が悪いというのは、両者ともことば=作品の受け手に解釈の責任が存在する構造を認めていない。
  • 無責任消費者至上主義
  • 数値文字参照変換ツール:手打ちhtmlで外国語を入力するとき便利
  • BİRİLERİのultrapop
  • マルマツ餃子はチルドより冷凍が旨い。
  • 膠着語屈折語孤立語という分類よりも、母語話者の区別する意識がどこへ向けられるか。

所以128

  • 理解できないものへの態度でその人の価値は決まる。尊ぶか、蔑むか。
  • キクが台所に行ってみると血の海に氷山が浮いているようなベチャベチャのサラダボールを持ったままアネモネがべそをかいていた。(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)
  • アネモネかわいいよアネモネ
  • 三幕構成と短歌連作の3ブロック説
  • 何も彼も知りぬいていて何にも知らぬ顔をしていることが、村の中にあるもろもろのひずみをため直すのに重要な意味を持っていた。(宮本常一『忘れられた日本人』岩波文庫
  • しかし、こういう世話役は人の行為を単に善悪のみでみるのではなく、人間性の上にたち、人間と人間との関係を大切に見ていく者でなければならない。(宮本常一『忘れられた日本人』岩波文庫
  • ところで年齢階梯制のはっきりしている社会は非血縁的な地縁集団が比較的つよいところである。(宮本常一『忘れられた日本人』岩波文庫
  • それで女四国というのは土佐の国をぬいた三国でありました。(宮本常一『忘れられた日本人』岩波文庫
  • 自分の責任を認める人は責任感の無い人、だから自分の責任を安易に認めてしまう。自分の責任を認めない人は責任感のある人、だから自分の責任を安易に認めない。
  • 責任感は、責任許容量と責任の比率に過ぎない。
  • クイーンズランド大学のピッチドロップ実験
  • おしゃれしなきゃだめよ、おしゃれは世界で一番空しい遊びなんだから、だから楽しいのよ。(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)
  • みそのの詩歌賞俳句部門審査員になった。3月31日に美薗中央公園で会おう。
  • the SPAM Haiku Archive
  • 老婆の話では、自分のような業病の者が四国には多くて、そういう者のみの通る山道があるとのことです。(宮本常一『忘れられた日本人』岩波文庫

 

所以127

  • 代返を繰り返すことで代返者自身の名謁も実現するのである。(村井康彦『藤原定家『明月記』の世界』岩波新書
  • 平安末期から鎌倉期にかけて、公家社会では居所に因んで付けられる家名が現われるが、それは公卿層からはじまるのである。(村井康彦『藤原定家『明月記』の世界』岩波新書
  • 三位以上の公卿になってはじめて家を立て家政機関を置く(村井康彦『藤原定家『明月記』の世界』岩波新書
  • おのれの生きている価値の諸体系が危殆に瀕するのを眼のあたりにするとき、人間は概して新しい精神的世界圏を発見しはじめる。新しい世界質料とのこの出会いこそが、あの〈問題的人間〉中の〈発明家〉たるダイダロスをして、新たな言語的表現手段、あらたな文学形式へとも喚起せしめ、そしてまさにかかるものへと喚起せしめるのである。文字の芸術、語構成、異論理的結合法、隠喩法などはそのほんのいくつかの徴候にすぎない。(グスタフ・ルネ・ホッケ、種村季弘訳『文学におけるマニエリスム平凡社ライブラリー
  • 平安末期鎌倉初期の新古今和歌集、戦後の前衛短歌
  • 近所のファミレスが看護学生の自作レビューブック装幀展覧会みたいになっている。
  • 分断が行きつくところまで行きつけば平和になる。すこしつながる地平が残されているから戦争になる。
  • 蕎麦とhtmlタグは手打ちがいい。
  • とほほのwww入門
  • HTMLクイックリファレンス
  • 令和最新版 個人サイトの作り方(いまさら)
  • 2021年だから人類はHTMLを手打ちしろ
  • 闇黒日記
  • 少年Aの散歩道
  • bibliotheca hermetica
  • 誤記
  • html手打ち個人サイトと日記との親和性
  • あなたの怒りはつまらないからそのエネルギーでおもしろいことをしてね、と言える人が周囲にいるか否か。
  • 怒りは素晴らしい教に洗脳されていると怒りがなにか神聖で特別なことのように錯覚し、怒りが全てを解決するように信じ込む。怒りは何も解決しない。
  • 怒っている側は自分を「被害者」と思い込むけれど「加害者」の方が近い。
  • ただ、怒りはその人を一人にさせてくれる。人生に静かを求める人は怒りも必要。
  • 1000kitap.com
  • そうです。古代から遠江の中心として栄えたまちで、遠江国府(府中)が置かれた見付地区は、甲府駿府と同じように、かつて「遠府」と呼ばれていました。(遠江の中心として 栄えたまち、磐田市
  • 右豚右豚左豚、右豚右豚時計蝶(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)

所以126

所以125

  • 忍ばむと思ひしものを夕ぐれの風のけしきにつひにまけぬる/鴨長明 
  • 才能が必要である。しかし、才能ある者は、まける……。(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫
  • トルコ語 NHK
  • 幽玄体は習うのはむずかしいんですが、一通りの心得さえあれば、実は詠みやすいんですよ、などと言ったら、定家や寂蓮などは顔を真赤にして怒ったであろう。(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫
  • 〈石川やせみのをがはの清ければ月も流をたづてねぞすむ/鴨長明〉事件。
  • 五行歌があまり普及しなかったのは批評精神の甘さ、だろう。
  • 下川島 Xià chuān dǎo
  • 開祖も、宗祖も、教義も、救済もない宗教が神道である。(島田裕巳神道はなぜ教えがないのか』ベスト新書)
  • 山の幻ミネアサヒ
  • 星空文庫
  • 焼肉を食べながらパイナップルやキウイを食べられる焼肉どんどんは嬉しい。
  • 1月7日(日)、風呂上がりにZoffの眼鏡をなくす。
  • 登呂遺跡や吉野ケ里遺跡に祭殿があったとはとても考えられない。(島田裕巳神道はなぜ教えがないのか』ベスト新書)
  • 1月8日(月)、駅ビル2階のOWNDAYS浜松メイワン店で眼鏡を新調する。
  • John Dillinger、「社会の敵ナンバーワン」("Public Enemy No.1")
  • 神道における祭祀とは、何もない空間を作りだし、そこに神を封じ込めることで営まれるものだと定義することもできる。(島田裕巳神道はなぜ教えがないのか』ベスト新書)
  • 姿形をもたない神を祭祀の対象として祀り上げるためには、閉じられた空間という装置が不可欠なのである。(島田裕巳神道はなぜ教えがないのか』ベスト新書)
  • 神道が「ない宗教」であるのに対して、仏教が「ある宗教」だからである。両者の性格に根本的な差異があるからこそ、衝突することなく共存が可能だったのだ。(島田裕巳神道はなぜ教えがないのか』ベスト新書)
  • 厄除の魔術的性格は自己暗示に強く訴えかける点にある。
  • 大人は「うし」と呼ぶ、縣居大人。
  • 法多山尊永寺の祈祷で名前が呼ばれたら本堂を出ていく人がいるのは札を引換る列に並ぶためだった。
  • 失くした眼鏡は高いところにあった。
  • 長明において自分を、人間を問うことは、人の住む住居なるものを考えることと重なった。住居を考えることから発しての人間論であった。(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫
  • 本歌取り思想、文化に必然的にともなって来る閉鎖的な権威主義は、批評をも拒否するものである。(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫
  • 手を離したとき、アネモネの頬に指の跡が赤く付いた。それがまだ消えていない。(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)

所以124

  • 特定の宗教を信じないまでも、人間が持つ能力の限界を知り、自分や他者の責任感や罪悪感を神と呼ぶ存在しないものへ仮託することで、自分の精神にかかる負担を減らす技術が宗教。
  • スピノザもまた
  • 麦メール句会
  • 見えすぎるため世間とずれて詩人になる人と見えなさすぎるため世間とずれて詩人になる人とがいる。
  • 見えなさすぎる詩人の政治談義ほど不毛なものはない。
  • 使われないトルコ語。hangim「私たちのうちの誰」、hangin「君のうちの誰」
  • 共感型社会は優れた遺伝子を遺せないのでゆるやかに衰退していく。まったりとした老成社会も悪くないけれど。
  • ソクラテスみたいな突飛な発想の持ち主と暮らしたら生活の先行きが見えないのでクサンティッペも怒って当然だ。
  • 悪妻が哲学者を生むのではなく、哲学者が悪妻を生む。
  • ポリティカルコレクトネスな表現だと悪配偶者か。
  • 春去者 宇乃花具多思 吾越之 妹我垣間者 荒来鴨(春されば卯の花腐し我が越えし妹が垣間は荒れにけるかも)
  • 映画「花腐し」さとうほなみの黒ずみ乳首、父への希求、栩谷のハイライト
  • 오이소쥬、焼酎の胡瓜割
  • 映画「愛にイナズマ」の家族愛とアベノマスク
  • いま声を抑圧されているのはフェミニズムへ抗する者やLGBTqの風潮へ抗う者の声であり、戦中においてかき消された庶民の声のようにならないよう彼らの声を後世へ遺さなければならない。
  • 論理は共感を否定する。共感は論理的に正しくないけれど共感しあうことそのものを正しいとみなす独裁者の思想。
  • 指揮系統を失って日本の山野にちりぢりばらばらになった軍隊の一部は、食糧を求めておそらくは武装強盗団のようなものになるであろう(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫
  • 近衛氏から見れば、戦争継続を主張するものは共産主義であり、憲兵から見れば平和を主張するものは赤である。(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫
  • 日本の長きにわたる思想的な蓄積のなかに、生ではなくて、死が人間の中軸に居据るような具合にさせて来たものがある筈である(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫
  • 臠(みそなは)す>見る
  • このように責任ということとまったく無関係な体制はすでにこの当時において完成している。(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫
  • ヴァルカナイズ製法(加硫製法)
  • 安堵感を与える音は、屈折、透過を経ていること、そして永遠に続くだろうという予感と期待を含んでいることの二つだ。(村上龍『愛と幻想のファシズム(下)』講談社文庫)
  • 動物実験の結果は人間社会へ当てはめられない。
  • 哲学は哲学で食べるのでなければ何人もの哲学者を読まなくても17世紀以降の一人に絞るだけでいいし、言語も英語以外のひとつの言語に絞るだけでいい。
  • 「迎合メール」という被害者が被害者らしくいられるための詭弁
  • 素人はどんな批判を言ってもいいけれど他人へ責を問うてはいけない。
  • 具体的な意味を表す部分が最初にあり、その後ろに抽象的な意味(否定・疑問・時間や推量)を表す部分が続き、最後に主語の人称と数を表す部分が続く。このような順序は、トルコ語のほぼすべての文に共通して見られる。(林徹『トルコ語文法ハンドブック』白水社