- 特定の宗教を信じないまでも、人間が持つ能力の限界を知り、自分や他者の責任感や罪悪感を神と呼ぶ存在しないものへ仮託することで、自分の精神にかかる負担を減らす技術が宗教。
- スピノザもまた
- 麦メール句会
- 見えすぎるため世間とずれて詩人になる人と見えなさすぎるため世間とずれて詩人になる人とがいる。
- 見えなさすぎる詩人の政治談義ほど不毛なものはない。
- 使われないトルコ語。hangim「私たちのうちの誰」、hangin「君のうちの誰」
- 共感型社会は優れた遺伝子を遺せないのでゆるやかに衰退していく。まったりとした老成社会も悪くないけれど。
- ソクラテスみたいな突飛な発想の持ち主と暮らしたら生活の先行きが見えないのでクサンティッペも怒って当然だ。
- 悪妻が哲学者を生むのではなく、哲学者が悪妻を生む。
- ポリティカルコレクトネスな表現だと悪配偶者か。
- 春去者 宇乃花具多思 吾越之 妹我垣間者 荒来鴨(春されば卯の花腐し我が越えし妹が垣間は荒れにけるかも)
- 映画「花腐し」さとうほなみの黒ずみ乳首、父への希求、栩谷のハイライト
- 오이소쥬、焼酎の胡瓜割
- 映画「愛にイナズマ」の家族愛とアベノマスク
- いま声を抑圧されているのはフェミニズムへ抗する者やLGBTqの風潮へ抗う者の声であり、戦中においてかき消された庶民の声のようにならないよう彼らの声を後世へ遺さなければならない。
- 論理は共感を否定する。共感は論理的に正しくないけれど共感しあうことそのものを正しいとみなす独裁者の思想。
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指揮系統を失って日本の山野にちりぢりばらばらになった軍隊の一部は、食糧を求めておそらくは武装強盗団のようなものになるであろう(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫)
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近衛氏から見れば、戦争継続を主張するものは共産主義であり、憲兵から見れば平和を主張するものは赤である。(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫)
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日本の長きにわたる思想的な蓄積のなかに、生ではなくて、死が人間の中軸に居据るような具合にさせて来たものがある筈である(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫)
- 臠(みそなは)す>見る
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このように責任ということとまったく無関係な体制はすでにこの当時において完成している。(堀田善衞『方丈記私記』ちくま文庫)
- ヴァルカナイズ製法(加硫製法)
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安堵感を与える音は、屈折、透過を経ていること、そして永遠に続くだろうという予感と期待を含んでいることの二つだ。(村上龍『愛と幻想のファシズム(下)』講談社文庫)
- 動物実験の結果は人間社会へ当てはめられない。
- 哲学は哲学で食べるのでなければ何人もの哲学者を読まなくても17世紀以降の一人に絞るだけでいいし、言語も英語以外のひとつの言語に絞るだけでいい。
- 「迎合メール」という被害者が被害者らしくいられるための詭弁
- 素人はどんな批判を言ってもいいけれど他人へ責を問うてはいけない。
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具体的な意味を表す部分が最初にあり、その後ろに抽象的な意味(否定・疑問・時間や推量)を表す部分が続き、最後に主語の人称と数を表す部分が続く。このような順序は、トルコ語のほぼすべての文に共通して見られる。(林徹『トルコ語文法ハンドブック』白水社)