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以太以外

病名は人間性や夕野分 以太

所以134

  • 日本人が互いに怠惰を許さないのは日本人社会に目的意識がないから。社会に目的があれば目的を達成していさえすれば怠惰も許せる。
  • 同調圧力の強い社会は目的を持たない社会説
  • 無人島だったミルリ環礁に浄水施設と小さな火力発電所を作った。燃料はミルリの三つの極小島の土だ。珪藻土に似た色の一種の泥炭を精製して燃し熱源としている。(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)
  • 京都のランリック、小樽のナップランド、浜松のことゆくラックとウクラン、立山町のわんパック。ランドセル以外のご当地ナイロン製ランドセル。
  • ミニオンズの憂鬱は私たちの気分に重なるのである。欲望の大半が簡単に充足されうるとき、私たちは何が本当に必要なのかを自分で選ばなければならなくなる。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 終わりなき日常では、自分の不幸の原因を外的要因(社会)のせいにすることはできない。そこでは、コミュニケーション・スキルが〈私〉の生き方や世界への関係を決めるからだ。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • では、動物化とは何か。私なりに一言でいえば、他者なしで充足することである。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 私の考えでは、現代社会では動物化への欲求と関係性への欲望の両方が動いている。だから、善への意志は消えたわけではないのだ。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 欧米から示されたSDGs=パッケージ化された善の指針を有り難く頂戴し、その指針に従っていれば、何となく「よさ」へのコミットメントが果たされると思っている、その危うさである。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • キクは鮫の緑色の血の中で二つのことを知った。死に抗うのを止めると体から苦しさが消えること、心臓の鼓動が聞こえる間は諦めずに苦しさと戦い続けなければいけないこと、の二つだ。(村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社文庫)
  • 詩歌展示販売会「詩丼
  • ピュロン主義者が懐疑主義を支持したのは、独断的理論を医学に持ち込むべきではなく、医学は「経験」と「観察」にもとづくべきだ、という考えを持っていたからなのである(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • ピュロン主義の洞察は、判断保留が一つの積極的な態度決定――〈私〉は判断しないという態度決定――であることを示している。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 戦争反対より判断保留!
  • 他の人に比べて自分を有能だと思う全能感も、逆に無能だと思う無力感も、〈私〉と他者の公正な関係にひびを入れてしまう。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 相対性から抜けられなければ、それは力の論理を容認することに 等しい、と。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 〈私〉と他者の間に生じる人間関係上の抵抗や摩擦を敬遠しすぎると、今度は、他者とのつながりをうまく感じられなくなる。(岩内章太郎『〈私〉を取り戻す哲学』講談社現代新書
  • 集団行動をうまくやる方法は与えることだけ。
  • 世襲の貴族制のメリットは、特権を与えられた人たちが能力によってではなく血筋によって選ばれていると自覚できるところ。
  • だから判断ミスを隠蔽しにくい(比較論)。
  • 天地耕作の禁足地をつくるための囲い、聖域をつくるための技法
  • しだんくら
  • 美術|村上誠
  • 分裂症的折衷主義1986浜松