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以太以外

病名は人間性や夕野分 以太

第五回浜松私の詩コンクール

第5回浜松私の詩コンクール中日新聞社賞をいただいた。10月23日(日)午前は新川モールと松菱跡地で過ごし、午後クリエート浜松4Fの浜松文芸館講座室で催された会に参加した。

小学生と西遠女子学園の生徒さんたちとご年配の方々のなかへ幼児を連れて混ざった。鈴木和子さんが挨拶し、浜松文芸界では高名な司会の内山文久さんが進行した。表彰式で賞状と副賞が授与されたあと総評があった。一般の部は、技術があるかどうかではなく、人の心を動かせることが受賞の基準だったという。それから受賞者がそれぞれの詩を朗読して、それぞれどういった経緯でその詩を作ったのかを述べた。順番はときどき前後した。私は「夏祭」と題した詩を朗読し、こどもと夏祭とコロナ禍の3点を結んだところある程度三角形のふくらみができたので詩を作れた、と述べた。中高生の部市長賞中村桜さんの「猫爪月がかかる夜は/自分の心を覗いてみよう」という叙情、浜松市教育委員会長賞三土手日向花さんの「今日も誰かが共に前を向ける味がある」というまなざしと一般の部浜松市教育委員会長賞熊谷文昭さんの朗読術とに感心した。