以太以外

国は夜ずっと流れているプール 以太

所以36

  • 今日のカルチュラル・スタディーズやポストコロニアリズムが標榜する「グラムシルネッサンス」が政治性を欠いて弱々しいのは、六八年の毛沢東主義の「経験」を払拭してしまおうという、「現行のプロパガンダ活動」に陰に加担してしまっているからにほかなるまい。(絓秀実『革命的な、あまりに革命的な』ちくま学芸文庫
  • 重商主義時代には、黄金がないと、王や女王は国境防衛のための軍備や城の建築をする支払いができなかった。(ナイアル・キシテイニー、月沢李歌子訳『若い読者のための経済学史』すばる舎
  • 金銀の流出を阻止し貿易収支=貿易差額を黒字にするために輸出を拡大し輸入を縮小させるトーマス・マンらの重商主義mercantilism。
  • 事前に設けた条件を満たす案として、仮称A区(中、東、南、西区と北区の一部)については「奏(かなで)区」「灘区」「曳馬野区」「渚区」「青区」、同B区(浜北区と北区の大部分)は「緑区」「みどり区」「万葉区」「橘区」「青葉区」の各5案を説明した。(「奏区」「緑区」など上位 浜松市行政区再編、区名案の公募結果
  • A区は渚区、B区は万葉区がいいな。灘区と青葉区は神戸市・仙台市横浜市から文句が来そう。
  • 〈春を断る白い弾道に飛び乗つて手など振つたがつひにかへらぬ/斎藤史〉〈濁流だ濁流だと叫び流れゆく末は泥土か夜明けか知らぬ/斎藤史二・二六事件と短歌
  • 灘本昌久、映画「橋のない川」上映阻止は正しかったか 今井正版・東陽一版を見て
  • 20〜30句(首)を二三日で無理なく量産できるようにならないと新人賞は難しいし、なにより受賞以後が厳しい。
  • 9月6日(火)、某大手芸能事務所*1の配達日指定郵便を転送せずそのまま誤配達した廉で慣習化されたパワーハラスメントとしての始末書をキメてやった。
  • 始末書は、管理職が誤配の責任を回避*2し、誤配の責任を一配達員に過ぎない被雇用者に全て負わせるための冤罪文書に過ぎない。
  • 誤配の原因が管理者の作る体制にあるにもかかわらず、当の管理者が始末書によって自己の責任を放棄した時点で誤配という問題を解決する道は断ち切られた。
  • ぼく、は橋なんかじゃない/他人の一生を載せて渡すなんぞはまっぴら(戈麦、是永駿訳「渡し口」『戈麦詩集』書肆山田)
  • 麦の苦痛の黄金を反射している(戈麦、是永駿訳「麦打ち場」『戈麦詩集』書肆山田)
  • わたし、はわたしの一生の中の果てしない闇(戈麦、是永駿訳「黄昏の星に献ぐ」『戈麦詩集』書肆山田)
  • 死んだ胡蝶、生あることを知らないのに、死あることを知るはずもない(戈麦、是永駿訳「胡蝶」『戈麦詩集』書肆山田)
  • わたしは南方の耳をまのあたりに見た(戈麦、是永駿訳「南方の耳」『戈麦詩集』書肆山田)
  • 動詞はどの語根にも歯が付着している(戈麦、是永駿訳「死に関するノート」『戈麦詩集』書肆山田)
  • SMの極意は「下部構造が上部構造を規定する!」
  • なぜDXを推進する会社の始末書が手書きなのか?
  • 日本共産党の志位委員長と鶯谷の疑惑ははじめて耳にした。

*1:ジャ○ーズ

*2:充分な指導があったと配達員に偽証させることで