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以太以外

病名は人間性や夕野分 以太

所以92

  • ZINEを職場の複合機で出力・コピー・製本するのはペルーク
  • 勤務先のコピー機など社用の備品で活動用の同人誌や私用の冊子を出力・印刷することは抵抗戦術ペルークperruqueと呼べる。
  • ミシェル・ド・セルトー、周縁化された民衆の日常生活における抵抗戦術としてのペルーク。
  • そうした彼の議論から生まれたのが「ペルーク」という概念である。これは、労働の時間にこっそり自分の趣味や生活のための活動をすることや仕事場の物品を自分のために流用することなどを意味する。本来は自分の時間を資本に譲り渡しているはずの時空において、工夫して自分の快楽を追及することが「ペルーク」である。(~カルチュラル・スタディーズの思想的背景と実践~
  • ゆらゆらに心恐れて幾たびか憲法九条読む病む妻の側(わき) 宮柊二
  • かつて、検閲は、保守的で道徳主義的な右派のやることだった。今日では、左派のほうが検閲に走る。より厳密にいえば、道徳主義的でアイデンティティ至上主義的な特定の左派である。(カロリーヌ・フレスト、堀茂樹訳『「傷つきました」戦争』中央公論新社
  • こうした論争で対立しているのは反レイシズムの二つのビジョンである。二つのビジョンかわぶつかり合い、闘っている。一方には、普遍的なものの名において待遇の平等を要求する反レイシズムがある。他方にあるのは、アイデンティティの名において特別待遇を求める反レイシズムだ。(カロリーヌ・フレスト、堀茂樹訳『「傷つきました」戦争』中央公論新社
  • ここで私が問題にしているのは、ハラスメント、レイプといった本物のタブーをついに打ち破った#MeTooのような運動ではない。そうではなくて、自分の地位を要求するために、演劇や、映画や大学に偽物の敵を作り出す連中のことを問題にしている。この連中の場合、世の中で発言するのは、今ではいつもきまって他者たちを黙らせるためだ。しかも、彼らはそれを、被抑圧者という自分たちの身分を是正するために与えられる特別待遇の名においておこなう。(カロリーヌ・フレスト、堀茂樹訳『「傷つきました」戦争』中央公論新社
  • こういった論争はときには、役をもらえなかった女優たちが声を上げることで発生する。(カロリーヌ・フレスト、堀茂樹訳『「傷つきました」戦争』中央公論新社
  • 現代の社会は、犠牲者の地位を表彰台の一番上に定めている。(カロリーヌ・フレスト、堀茂樹訳『「傷つきました」戦争』中央公論新社
  • 犠牲者至上主義的文化と被害者帝国主義
  • 傷つけたとか傷つけられたとかいったことばかりの世界で、私たちは息が詰まっている。そろそろ深呼吸し、自由を損なわずに平等を擁護することを学び直そう。(カロリーヌ・フレスト、堀茂樹訳『「傷つきました」戦争』中央公論新社
  • 4月26日(水)中遠地方は朝から強い雨。11時ごろに南から生暖かい風がぶわっと吹き始める。午後に雨は止む。晴れるほどではないけれど曇り。
  • エスコート南浅田の東には警察官がいて交通違反の取締をしている。一時不停止で青切符を切られないように注意。
  • ザザシティ西館2Fのトイザらス跡地・ワクチン接種会場跡地はパチンコ屋の楽園が入り朝から大行列。
  • パチンコ屋の是非はあるけど、楽園とともに肉玉そばくり八とジャイアントカレーができて嬉しい。
  • ザザシティ西館1Fに新しく入ったコミコンカフェミュージアムはカレーとカップ麺とソフトクリームが食べ放題のマンガ喫茶ミスター・ビーンの黄色い車が奥にある。
  • これがまっすぐな危惧と批判の色彩を希釈して、歌を社会正義といった大仰なものから遠ざけている。(三枝昴之『昭和短歌の精神史』角川ソフィア文庫
  • 女性はY染色体を持たないため、父系祖先の古代人について調べることはできません。(祖先遺伝子検査キット Haplo3.0
  • つまり、文語と口語を分けて考えることはあまり意味がない。文語口語という、この用語自体が批評語として賞味期限切れなのだ。(川本千栄『キマイラ文語』現代短歌社)
  • ああ椿 造花のやうにうつくしい 3LDKのDにつどひて 小池光
  • 4月29日(土)、プスプスでるーりーさん、横村さん他とボードゲーム
  • 目的がアートの、哲学は貧しい。