- タブ朗 放送大学「記号論理学」
- ブサヨやネトウヨなど、相手を反論しやすい類型へ落とし込んで個々の意見から目を背ける人は、個々の意見を汲み取り反論する対話ができず、類型化された語彙と思考パターンのなかで会話している。
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ブレグジットにしても、トランプ主義の台頭にしても、中には半分ジョークを交えながら、「この世には本当にバカがいるもんだ」と怒る人もいます。しかし、私たちはその先にあるものを考えないといけません。そこで起こっている重要なことに気がつかないといけないのです。(カズオ・イシグロ語る「感情優先社会」の危うさ)
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それがセンセーショナルだから、とか、目立つから、とか、怒りに満ちているからという理由ではなく、尊敬の念から注目を集めるものが必要です。私たちは何とかしてもっと思慮深いものを作っていかなければならないと思います。(カズオ・イシグロ語る「感情優先社会」の危うさ)
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また、「人類のコミュニケーションにおける曖昧さを取り除く」ことを目的に作られた人工言語「ロジバン」は、厳格な「言文一致」と「形態と意味の一致」に従っており、心態表現に関する語を百二十種類あまり備えている。(昼温「完璧な破れ」『走る赤』中央公論新社)
- 島嶼勤務いいな。奥尻島・飛鳥・佐渡島・小豆島・隠岐の島・対馬・奄美大島・宮古島・石垣島。
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「エス」ではなく「機械」だというのが、この本の議論全体の焦点です。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
- 分裂症とは「身体を構成する諸パーツが「機械」として解放され、分裂していくプロセス」と捉えられる。
- 様々な形状の機械になる可能性があり、絶対的な境界線はない。どんな形状の機械になるかが相対的に決まって行くことが登録enregistrement、どこに属しているかの目印が指標réperage。
- 完成しない家具、生産の進行し続ける家具、継ぎ足されて、他のものと接ぎ木される。
- 満たされすぎて渋滞している充実身体un corps plein
- 死体=器官なき充実身体le corps plein sans organes
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[欲望機械(分裂志向)⇆器官なき身体(死への志向)⇆パラノイア機械(固執傾向)]の三者関係は、個人の身体の中だけでなく、社会の「体」でも生じます。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
- 9月12日(火)から軽い喉の痛みと全身の倦怠感あり。
- 9月13日(水)も娘が喉の痛みを訴える。
- ガエタン・ガティアン・ドゥ・クレアランボーの自動症 automatisme
- 着信アリなどの携帯電話の悪魔性は経済的物質的現実 réalité matérielle économique
- 良いテレビ番組は集団幻覚を引き起こすもの。
- 専制君主的シニフィアン signifant despotique、 つまり父の力の象徴であるファルス。
- ロシア革命と精神分析はいつから歪んでしまったのか。第一インターナショナルと国際精神分析協会。
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ドゥルーズ+ガタリに言わせれば、「無意識」を無理やり、家族的性愛に還元しようとしたために、「エディプス神話」が必要になったわけです。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)