- 自分の意見と同じ意見の人がいたら自分の意見を疑ったほうがいい。
- 2回くらい価値観を変えられてこそ本物の勉強、それ以外は単なる自己満足
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「産業道路は狐を先頭に西行きが約1キロ、南行きが約500メートルの渋滞です」(絲山秋子『神と黒蟹県』文藝春秋)
- 都会自慢と田舎卑下はその人と関わり合いのないことのように思えるが、人は環境の生き物だ。
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「山は人間が生まれるよりずっと昔からああなんだ。人間はいっときお邪魔しているだけなんだ」(絲山秋子『神と黒蟹県』文藝春秋)
- 黒蟹新報
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「怒られの発生」は役所でよく見る「賑わいの創出」と構造が同じだ。(絲山秋子『神と黒蟹県』文藝春秋)
- STOP地方差別
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ソシュールは言語の本質を意味するもの(音韻)と意味されるもの(概念)の結合に見出している。しかし、それはすこしも新しい認識ではない。彼の新しさは、言語を価値としてみようとしたことにある。(柄谷行人『マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
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つまり、それは言語を「意味するもの」の示差的な関係の体系としてみることであり、意味はアプリオリにあるのではなく差異づけの体系のなかで、いいかえれば、語と語の間からあらわれると考えることである。(柄谷行人『マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
- 価値形態=示差的な関係
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貨幣形態=前意識においておおいかくされてしまう象形文字的な様態(柄谷行人『マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
- 弓張山系は国境だからか山寺が多い。普門寺など。
- 吉岡実の詩の世界
- 文書主義者なので、卒業証書があれば不正だろうがなんだろうが卒業だろうと考える。
- 卒業しているか否かと卒業できる学力があるか否かは異なる。
- 強弁と詭弁
- 思考実験 denkenexperiment
- 強者女性が日本に根付かなかった家父長制というファンタジーを騙ることで弱者男性をも強者男性にしたてあげてバッシングしているのが日本社会の現状であり限界。
- そこらへんは家父長制ファンタジーを信仰しているフェミニストと一度でもガチで闘わないと実感できない。
- 人見知りは他人によく見られたいという願望の顕れ。
- 心身の状態が悪くなるとやたらパッケージ化された善の主張をしがち。ファシズムは食物繊維豊富な食事でないと維持できない。
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自分自身に言及する文はすべて「無意味である」としてしりぞける立場もある。(野崎昭弘『詭弁論理学』中公新書)
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「人間の平等」は貨幣経済の産物なのだが、「貨幣」の謎は問われたことがない。それを問うことは、貨幣という「唯一者」(神)の根拠を問うことになるだろう。(柄谷行人『マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
- 貨幣経済で相異なるものを等価と見なすように、相異なる人間を平等にできるか?
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貨幣を否定すること、神を否定すること、それはまだ何ものでもない。それらは、貨幣を各商品に、神を各個人に内在させることにほからなない。(柄谷行人『マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
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マルクスがここでいう貨幣とはまさに文字である。たとえば、話し言葉においては、必ず聴き手がいる。(柄谷行人『マルクスその可能性の中心』講談社文庫)
- 貨幣は与えた相手がその価値を知らないと商品を交換できない。文字は与えた相手がその意味を知らないと情報を交換できない。
- Qu'ils mangent de la brioche!
- 直接的な物々交換と文字や言葉を介さない情報伝達
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貨幣形態=音声文字=意識において、すでに価値形態はかくされてしまっている。(柄谷行人『マルクスその可能性の中心』講談社文庫)