2019-11-23 麦芽 読解 毎日新聞二〇一九年十一月十八日朝刊の「詩歌の森へ」欄、酒井佐忠による「一粒の麦の行方」をやっと読んだ。麦八百号記念全国大会についての記事だ。あの日を思い出す。対馬会長の言葉が引用されている。 若い日に知り、内面の具象、人間の内と外という独自の考えに共感した。その詩精神を失うことなく21世紀の新しい社会に生かし、悠々とした豊かな俳句生活を目指したい。 硬質なリリシズム、という言葉をここ数日反芻している。