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以太以外

病名は人間性や夕野分 以太

所以84

  • ひとり寝のわびしきままに起きゐつつ月をあはれと忌みぞかねつる/詠み人知らず
  • つまり、女性が一人で月を見ることが禁忌とされるのは、かぐや姫のように思い悩んでしまうから、そして、彼女を思う人物の元から離れて行ってしまう可能性を危惧するからだといえるのではなかろうか。(田中貴子『いちにち、古典』岩波新書
  • 順ぐりに支配し、支配される。(橋場弦『古代ギリシアの民主政』 岩波新書
  • イソノミア(法の平等)→前462年、アレオパゴス評議会から実権を剥奪→デモクラティア
  • アテネの雑踏整理役としての国有奴隷スキタイ人弓兵。
  • 役人や弓兵が治安の維持に役割を果たさなかったとすれば、誰がそれを行ったか。それは、平時と非常時とを問わず、ほかならぬ一般市民であった。民主政にあって、暴力はどこかに集中しているのではなく、市民のあいだにうすくあまねく分散している。(橋場弦『古代ギリシアの民主政』 岩波新書) 
  • シラクサ
  • 陶片追放に似た制度もあった。陶片ではなくオリーブの葉に記名して投票したので、「葉片追放(ペタリスモス)」と呼ばれた。(橋場弦『古代ギリシアの民主政』 岩波新書
  • 参政権・市民権というものは、いわば大きな全体と考えられていて、めいめいの市民がその分け前にあずかる、というふうに理解されていた。参政権を個人の権利と考える近代的発想と、その点で根本的にちがう。(橋場弦『古代ギリシアの民主政』 岩波新書
  • 古代アテナイ人がもし今日の議会政治を目にしたならば、それを民主政ではなく、極端な寡頭制と見なすであろう。彼らにとって統治の主体とは代議士ではなく、市民自身だったからである。(橋場弦『古代ギリシアの民主政』 岩波新書
  • 2月22日(水)、杉花粉が飛散しており花粉症なので鼻水が多く出る。
  • ところで「凹(へこ)んだ感じ」といった。じつはこのことは天野長老のみにとどまらず、あらかじめいっておけば閉鎖京都系詩的交友圏ぜんたいにわたって、おぼえさせられた詩的特徴でこそあった。みなさん静にすみに控えるようなぐあい。(正津勉『京都詩人傳』アーツアンドクラフツ)
  • ところでここまで、いまもまただが定義なしで閉鎖京都系という用語をもちいてきた、そこでいっておこう。じつはこれはもっと正しくは京都近江詩人連合とこそ呼ぶべきものだと。(正津勉『京都詩人傳』アーツアンドクラフツ)
  • 君をわらふ友らの前によりゆきてしどろもどろにわれも笑ひ居き 中島栄一
  • 三月書房(寺町二条上ル)は、あの梶井基次郎の「檸檬」で有名な果実店八百卯の近く。その昔から京都のみならず思想・文芸を中心に独自な品ぞろえで全国の読書人に知られる書店だ。ベストセラーは扱っていない。店の棚にはまさに「本が唸っている」。政治的パンフや、同人誌や、アングラ冊子や、なかには「ノッポとチビ」も「0005」もあった。そしてなんと売れたりもした!(正津勉『京都詩人傳』アーツアンドクラフツ)
  • 色と形と言葉のゲーム
  • 涼しい気候と標高の高い環境を好むこだわりが強いアラビカ種とは異なり、リベリカ種はアラビカ種よりさび病への耐性があり、暖かく低い土地でもよく育つ。(温暖化がコーヒー豆の栽培にも影響、19世紀に飲まれていた「リベリカ種」は農園の“救世主”になるか
  • 京都竪穴式住居論。(正津勉『京都詩人傳』アーツアンドクラフツ)
  • 「火照る土地」や「ハガネの林」といった隠喩は特別に現実的な意味との対応を持っていない。隠喩によるイメージが成立すると、連想ゲームや縁語の掛け算のように、イメージとイメージが連鎖的に生み出されつづけるのだと。(正津勉『京都詩人傳』アーツアンドクラフツ)
  • 夜の空はまさに秋なり燈火管制の真闇の底に子等と眺めぬ/岡本かの子
  • 飼料高騰と鳥インフルエンザで卵価格の上昇か。牛乳を飲むしかない。
京都詩人傳―一九六〇年代詩漂流記