以太以外

国は夜ずっと流れているプール 以太

所以164

  • 「◯◯は誰も傷つけない」はたまたま自分が傷ついていないだけ。生きるものは必ず誰かを傷つける。
  • 小児性愛が誰かを傷つけても同性愛が誰も傷つけないという言説は、傷ついてはいけない人と傷ついてもいい人への差別を正当化するための修辞法だ。
  • だから寮生は寮の外側にあるしがらみや常識(という、いつのまにか身に付いた思い込み)や権威との結びつきからいったん解かれている必要がある。(冨岡勝「吉田寮ってどんなとこ」『究極の学び場京大吉田寮』実生社)
  • ポエトリと写真を握りしめた余所行きの子ども。この長い夜が終わってもいい程の「奇跡のような」「朝を」「待ち侘びて」いる。ときどき ポエ式 として浜松で活動。(こながやさき「椅子と惑星」)
  • こながやさき(詩人、写真家)、静岡県浜松市の詩歌界もまだまだ層と枠が厚い。
  • 詩歌展示販売会詩丼(浜松アーツ&クリエーション)
  • 判断保留する人と判断を下してしまう人。
  • 虐殺事件があった、なかったと判断を下してしまう人は疑わしきがあれば判断を下して虐殺する。
  • 虐殺事件があったかどうかについて判断を保留する人は疑わしきがあっても判断を下さず虐殺を保留する。
  • 悪い人と善い人ではなく、判断を下す人と判断を下さない人に分ける。
  • 京大吉田寮
  • もう一つ、私が大きく感銘を受けたのは「常識」や「普通」を理由に他人を黙らせない文化だ。(近藤司「ニューヨークと吉田寮の共通点」『究極の学び場京大吉田寮』実生社)
  • 合田 そのロマ書にあたる作品が、自分にとっては宮澤賢治の作品でした。小学生のときから、谷川雁さんという詩人の方が主催する「ものがたり文化の会」に参加していたのです。どういうふうに解釈して、体でどう表現したいくのか、まさにそういうことをずっと続けてきたのだと思います。(対談 色平哲郎+合田真「毎日が多文化コミュニケーションの演出だった」『究極の学び場京大吉田寮』実生社)
  • で、吉田寮はそうした中動態的世界に開かれた場だったと思うのです。(山森亮「「京都啓蒙」と吉田寮」『究極の学び場京大吉田寮』実生社)
  • 磔磔
  • 拾得
  • This LEGO Artist Builds Masterpieces Using All Black Bricks(WIRED)
  • Ekow Nimako、黒色のレゴ
  • 夫民神之主也(左伝桓公六年)
  • 筊・筶・桮、ポエ
  • 喬木=高木
  • 戦争には加害国(側)も被害国(側)もないと考えている。ただ国が自国(側)民を敵国(側)に殺させているだけ。
  • 自分は正しい側になんか立っていないという射座から詩を放てる詩人が必要だ。