- 王陽明の知行合一とサルトルのengagement
- 川根本町千頭てんでんこへの道中、福用地内で日本羚羊を見る。
- 小春日とメロンパンをわけあうの/原満三寿
- 東京のとつぜん笑うダンボール/原満三寿
- 山頂で放尿すれば無数の手/原満三寿
- 鯛焼はまず肛門から囓るべし/原満三寿
- ↑うへぇ、凄い。
- その死後も碁席にいやな咳払い/原満三寿
- 少年や国やぶれても恥毛あり/原満三寿
- ↑湿度あがる。
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貨幣は通過する幻影だろう(さとう三千魚『貨幣について』書肆山田)
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貨幣は亡き者たちを買うことができない(さとう三千魚『貨幣について』書肆山田)
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貨幣に/外はあるのか//世界は自己利益で回っている(さとう三千魚『貨幣について』書肆山田)
- ↑詩幣的な世界観
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ことばで ことばを奪わないで/あなたの声が 砂になって降りて来る(ゆずりはすみれ「水位」『いちがつむいか3』)
- 死ぬるまで人に見られて金魚なる/橋本薫
- 花火から花火へ移す幼き火/橋本薫
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陰気な郵便脚夫のやうに(宮沢賢治「屈折率」)
- 吉田文憲の、宮沢賢治論としての郵便脚夫論
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たとえば、あの『どんぐりと山猫』で、一郎のうちにきた山猫からの「おかしなはがき」は、この「郵便脚夫」が配達したものでないか、というように、作品の中でさまざまな国に赴き、さまざまな人や物に姿を変えながら、死んでは蘇りいつか時空を超えた天上の国への長い受難の歩をあゆむものの、作者によって選ばれた呼び名、それこそが郵便脚夫だと吉田は書くのである。(室井光広「ほんたうにおれが見えるのか」『詩記列伝序説』双子のライオン堂)
- バートルビー、配達不能郵便dead letter
- 簡【動】なおざりにする、あなどる、ないがしろにする。自驕則簡士。
- 単独世帯が増えて収入が増えていないのなら多くが貧しくなるのは当然と言える。
- 「七発」枚乗
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「対」は卑者が尊者に答えるときに用いる。(西田太一郎『漢文の語法』角川文庫)
- ↑対(對)は上下関係がある。上下関係がないのは応(應)・答など。
- 何不秉燭遊
- アマーガー平原とイーハトーブ
- てんでんこにはキルケゴール『反復』岩波文庫が置いてある。
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いささか乱暴にいえば、アフォリズム形式の表現には、コンテクスト=前後関係がない。それは絶海の孤島、あるいは夜空の星々の如くに位置する。(室井光広「目的地と道」『詩記列伝序説』双子のライオン堂)