「高速詩人」は3人~7人で遊ぶゲームである。これは短歌・俳句・川柳・自由律・連句・現代詩などを嗜む者たち3人以上が自動車で高速道路を移動するとき、渋滞にはまってしまったときなどに暇つぶしで遊ぶゲームだ。
- まず運転手が親になり、自動車を道路交通法に従って安全に運転する。乗り合わせた運転手以外の人は子となる。
- 高速道路本線へ合流したらゲームスタート。
- 親は前を走る車やバイクのナンバープレートを見てその一連指定番号・車両番号を、0をぬかして、乗り合わせた全員に聴こえるように読み上げる*1。これを数列と呼ぶ。
- 親は前を走る車やバイクが変わるたびに新しい数列を読み上げる。
- 親が数列を読み上げない場合は、助手席に座った子が数列を読み上げられる。
- 子は、数列を言われたら次の数列を読み上げられるまでのあいだにその拍数で詩をつくり他の人に聴こえるように声に出して言う*2。
- 親や子から拍数への異議が無ければ最初に詩を言った子へ1点が加点される。
- 同時に複数の子が詩を言ったのであれば親が詩の出来を評価し、もっとも出来が良いと思った子へ1点を加点する。
- 1つの数列につき加点される詩は1篇だけである。
- 1つ前の数列で加点された詩と同じ名詞は使ってはいけない。
- 最初に5点先取した子が勝つ。もし出口を降りるまでどの子も5点に満たなければ親が勝つ。