- ジャニーズの次はジブリかハロプロか、エイベックスやサンリオかもね。驕れる者は久しからず。
- 軽みとは意味へのこだわらなさ。
- モル的な組織、党派ではない群衆。
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「備給 investissement = Besetzung」というのは、リビドーを特定の対象に注入することを意味するフロイト用語です。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
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「理性推論」には「定言 kategorisch/仮言 hypothetisch/選言 disjunktiv」の三種類がって、それらを根拠付ける理性概念としてそれぞれ、主体の中で定言的総合を実行する「魂」、一連の出来事を仮言的に総合する「世界」、そして、一つの体系への選言的総合を可能にする「神」を挙げています。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
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様々な考え得る性愛の可能性の中から、特定の異性愛の形態だけを正しいとし、それ以外を排除するオイディプスの論理はある意味、神の視点に立った論理です。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
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「男か女か」「親か子か」「生きているか死んでいるか」。近親相姦のタブーを犯したエディプスにはこれらの区別が分からなくなる。この違反によって離接的には総合が弱まると三大神経症と呼ばれるものが生じる。「男か女か」に関わるのがヒステリー(l'hystérique)、「親か子か」に関わるのが恐怖症(le phobique)、「生きているか死んでいるか」に関わるのが強迫観念症(l'obsédé)(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
- 少納言
- 言語の誤用は、昔からの習慣からの逸脱か、あるいは言語をつくるルールからの逸脱か。
- 人間のベースは「砂漠」
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「隔離的」が「パラノイア」に結び付いて、「遊牧的」が「分裂症」と結び付くというのはこれまでの流れから分かりますね。興味深いのは、前者を「人種主義的raciste」、後者を「人種的にracial」と特徴付けしている点ですね。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
- ふつうの人が父権的支配構造から逃れようとすると父権を振る舞いやすい。
- 獣ではなく文明人だからこそ、人類は入墨=刺青=TATTOOを身体に彫る。
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〈野蛮人Barbare〉というのは、帝国を動かす「専制君主機械」に組み込まれている人間です。原始的な大地に生きる「未開人sauvages」と区別しているわけですね。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
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ドゥルーズ+ガタリは、身体を覆っていて、その上で離接的登記が行われているエネルギーの膜のことを「ヌーメン」と呼んでいるようです。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
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「構造」の方は、モノとヒトの関係性をめぐるシステムに対応し、静的で、かつ、自然とは関係ないという意味で論理的で、等価交換の原理に支配されている(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
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「機械」は血統と関係しているし、自然システムにおける内包(強度)的な――外延化していない――性格を残しているし、必ず不等性を含んでいる。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
- 脱領土化 déterritorialisation
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この場合の「脱領土化」というのは、ヒトと土地との固有の繋がりを解体して、単にモノやヒトが物理的に貯蔵される空間にしてしまう、ということでしょう。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
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前近代社会に比べると、家族内での関係性は、社会の外での関係性と無関係になった、と言っていいでしょう。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
- 静岡県浜松市。〈水性の愛で書いた恋ならば雨にさらしてしまいたい 痛い/菅本勇馬〉〈言の葉の森への扉ひらくとき小田急線は新宿を出る/菅本勇馬〉第37回全国短歌フォーラムin塩尻より
- 隔離的ségrégatif→ファシズム的パラノイア的、遊牧的nomodique→革命的分裂物的
- 精神分析のソファ、分裂分析の散歩。
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「資本主義機械」は脱コード化・脱領土化を進め、分裂症的な欲望を解放することで、富を生み出してきたわけですが、グローバル化が極限まで進展し、地表を覆い尽くすと、もはや脱領土化・脱コード化できなくなるはずです。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
- 隷属集団un groupe assujetti 、体制の枠内で主体 sujet化してしまって抜け出せない集団⇔主体集団groupe-sujet、アナーキストなど様々な秩序に属したり属さなかったり多様な関わり方をする横断性transversalitéを特徴とする。
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革命集団が権力を取ったら反動化するというのは(中略)ドゥルーズたちは、無意識的な欲望の流れを固定化させる力の問題と考えているわけですね。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
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「主体集団 groupe-sujet」は、「権力形態」の方を「欲望」に適合させることができる。(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
- 無責任な主体集団たれ。
- 同性愛はいいとして同性婚は、同性愛の固定化であり、同性愛を蔑視する国家の転覆を企てる同性愛戦線 front homosexuelと類似してくる。
- 鼠男 Rattemmann
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このようにしてドゥルーズ+ガタリは、家族内に精神病の起源があるという考え方を徹底的に否定し、分裂症的な症状は欲望機械に元々具わっている傾向の発露である、ということを強調する(仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義』作品社)
- 分裂症への分裂分析。分裂症ははじまることではなく止められ空転させられることが苦しみ。