- 言論・表現の自由への弾圧は三島由紀夫の主張するように「全体性への全体主義の嫉妬」に基づく。
- ネット歌人やネット詩人の筆名とAV女優やセクシー女優の芸名の類似性は収斂進化なのかも。芽・楓・霞・花・音・穂・果・紺・澪・遥など。
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かつてナッパ服と呼ばれた現場労働者の作業着がありました。着用の代表例として挙げられるのが、旧国鉄の機関士や線路作業員など。青系のものが多く、その語源は「洗うと皺くちゃになり菜っ葉のようだから」「生地の表面がナップブランケット(毛布)のようにけば立ったから」など諸説あります。(国鉄の「ナッパ服」に注目 ワークウェアブームで再評価の動き 鉄道ファン的には?)
- 六〇年安保のときには機動隊員の制服にも見えたというナッパ服。
- 8月6日(土)、川合渕公園へ赴く。合流地点ではなく獺渕川を少し遡った川原へ降りる。曇りだったこともあり他に誰もおらず、水は澄んでいた。
- 政治と社会と宗教と経済へ通貫した実践の哲学が幻想小説の執筆を可能にする。
- 児童のとき、ジャンニ・ロダーリの『チポリーノの冒険』を繰り返し読んだので、たぶんレジスタンス運動の闘士でイタリア共産党党員だったジャンニ・ロダーリの考えが私の考えの基盤となっている。そのためグラムシに親近感を抱く。
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わたしたちはつねに国家と政府を同一視しているが、この同一視は、まさしく経済的―同業組合的な形態、すなわち、倫理的社会と政治的社会の混同の表現にほかならない。(アントニオ・グラムシ、上村忠男訳『新編 現代の君主』青木書店)
- società civile 市民社会、倫理的社会。
- 朝日歌壇ライブラリ
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たとえば、だれもが月を旅行するような時代がきても、女の子たちはぜったいに古ぼけた人形を手ばさないということを、ベファーナは知っているのです。(ジャンニ・ロダーリ、関口英子訳『青矢号』岩波少年文庫)
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「女性が航空学にきょうみを持つのは、もちろんすばらしいことだし、これからますますひつようになるはずですから」(ジャンニ・ロダーリ、関口英子訳『青矢号』岩波少年文庫)
- 目高とともに飼うなら南沼蝦がいい。大和沼蝦のように兇暴ではないし、繁殖する。
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「凶区」にあってもっとも耳目を惹きつけたのは、同人たちの行動・交友を記したコラム「凶区日録」だが、そこには、彼らが詩のみならず映画、演劇、音楽、漫画、美術、舞踏を、そして六八年的闘争/デモンストレーションを、都市の「遊民(フラヌール)」として時代のなかで享受するさまが、生き生きと記述されていた。(絓秀実『革命的な、あまりに革命的な』ちくま学芸文庫)
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詩が近代文学のなかで脱中心化された核心的ジャンルであるというパラドキシカルな規定性は、その圏域からラディカルな批評家を輩出する要因であった。(絓秀実『革命的な、あまりに革命的な』ちくま学芸文庫)