以太以外

辷り台に脚を忘れた虫の闇/以太 ※リンク・引用自由

所以23

  • レジスタンス運動の闘士でイタリア共産党党員による階級闘争児童文学『チポリーノの冒険』、岩波少年文庫杉浦明平訳の旧版から関口英子訳の新版に変わったけど挿絵はヴラジーミル・スチェーエフВлади́мир Григо́рьевич Суте́евのままで良かった。
  • 「牢屋というものは、盗みをする人や人殺しをする人を入れるためにつくられたはずなのだが、レモン大公が国をおさめるようになってからというもの、盗みをする人や人殺しをする人は宮廷でふんぞりかえり、牢屋には善良な市民が入れられるようになってしまったんだ」(ジャンニ・ロダーリ、関口英子訳『チポリーノの冒険』岩波少年文庫
  • 「言うに」とか「早いに」とか娘が遠州弁を言うようになった。
  • 安全で、清潔な水が湧き、森林資源に恵まれ、舟の便が良かった奈良盆地は、森林が枯渇し、水が枯れ、水害が多発し、疫病が蔓延し、舟の便が悪い土地となってしまった。(文明とインフラ・ストラクチャー第37回 桓武天皇の失敗と成功-奈良盆地からの脱出
  • 俳句は心の外れへ向かうけど、短歌は心の中心の奥を探る。
  • フェミニストと対話をしても無駄、というのは弱者を演じている佯弱者フェミニストは教義以外を理解したがらないし、自分を弱者と信じている「弱者」フェミニストは教義を表面的にしか理解できないゆえに教義以外も理解できない、から。
  • フェミニズム運動の空虚さを知っている「親切な機械」としてのフェミニストは賢い。
  • その言葉どおり、刑が執行されました。兵隊ネズミを全員一列にならばせ、十匹に一匹の割合で、大切なひげを切り落としたのでした。(ジャンニ・ロダーリ、関口英子訳『チポリーノの冒険』岩波少年文庫
  • 貧しい人というのはたいていそうですが、きこりも警察や軍隊をあまり信用していませんでした。(ジャンニ・ロダーリ、関口英子訳『チポリーノの冒険』岩波少年文庫
  • 哀れ、レモン大公に花火として打ち上げられてしまったプチレモン兵たち。プチレモン兵、旧版だとちびレモン兵だったかな。
  • 哀れ、郵便配達人クモヨタ。
  • レモン大公は後ろもふりむかずに走ってきたので、プチレモン兵たちがしっぽを巻いて逃げてしまったことも、忠実な部下であるはずのレモン高官たちが牢屋に入れられてしまったことも、国はみんなの手でおさめる共和国になったことも、いっさい知りませんでした。(ジャンニ・ロダーリ、関口英子訳『チポリーノの冒険』岩波少年文庫
  • いずれにしても、この物語が終わるまえにすがたを消してくれて、よかったのかもしれません。エンドウマメ弁護士のような人物といつまでもかかわっていたくはありませんからね。(ジャンニ・ロダーリ、関口英子訳『チポリーノの冒険』岩波少年文庫
  • この広い世界には、レモン大公のほかにも悪い君主がいて、お城をかまえています。ですが、そのうちに一人、また一人とすがたを消していき、君主がふんぞりかえっていた御城で子どもたちが楽しそうに遊ぶすがたが見られるようになるでしょう。きっとそうなると信じています。(ジャンニ・ロダーリ、関口英子訳『チポリーノの冒険』岩波少年文庫
  • 吉田喜重監督『煉獄エロイカ
  • イエス・キリストであろうとする者*1の、ユダ*2に対するシンパシーと嫌悪だったのではあるまいか。(絓秀実『1968年』ちくま新書
  • 戦後共産党の幹部であり、その文化部門の責任ある地位にあった増山太助の『戦後期左翼人士群像』(柘植書房新社、二〇〇〇年)によれば、太宰治は戦後すぐに共産党に(再)入党*3している様子である。(絓秀実『1968年』ちくま新書
  • 愛知県瀬戸市のこども向け自転車メーカーヨツバサイクルの自転車、色遣いがかわいくていい。ゼロではじめてのちにピクニックかな。
  • 佐鳴台のヒコウビラン、カレーライスやハンバーグやオムライスやナポリタンなど子供向けでも通用するメニューが主流なのに値段は高級感。
  • 遠州の惣菜弁当屋として高名な知久屋、諏訪大社の橘大法祝氏から分かれた伊那谷の名族・知久家を連想する。知久頼元など。
  • 三遠南信の撥音「ん」を挟む難読地名、熊(くま→くんま)、浜部(はまべ→はまんべ)、駒場(こまば→こまんば)、難場道(なんばどう→なんばんど)。
  • 他人を傷つけるようなことはするな。結果として他人が傷ついてしまったら、それは気にしないことだ。
  • 牛乳石鹸があればシャンプーもシェービングクリームもいらない。
  • baku絶対の探求

*1:三島由紀夫

*2:太宰治

*3:そもそも戦前に入党していたのか?