Mastodon

以太以外

病名は人間性や夕野分 以太

所以104

  • 現代社会の基盤は現代思想がつくり、現代詩歌が先導し、現代詩歌を参照した現代芸術があとから続く。
  • 現代詩歌が先導するのは着想から完成までが最短だから、特に現代短詩は。ライフサイクルの短い生物のほうが進化が速いように、現代詩歌は頻度が高いため先導する可能性が高い。
  • いま現代日本社会の混乱と停滞は、現代詩歌を誰も参照しなくなったこと、現代芸術が自らも現代詩歌が可能だと過信したことに原因がある。
  • 四歳児は睡眠時のかかと落としが激しくなる。ふくろはぎや足裏を中心にマッサージして足裏にタイガーバーム(薄荷成分)を薄く塗るとかかと落としが緩和される。
  • ギョサン
  • 「少女論」とは少女が無であることを知るがゆえに、それを「敗北」として享楽しようという態度を指す。(絓秀実『革命的な、あまりに革命的な』ちくま学芸文庫
  • 承認欲求は悪いものではない。ただ、同等な外向きの力を伴わないと欲求は実現されにくい。他者を楽しませるか、他者を批判するか、どちらでも構わないが他者へ働きかける力が担保として必要だ。
  • 【自由副刊】【書與人】我必須在詩裡坦白 - 鯨向海談《A夢》
  • 「………お………よそう」「へっ?」「おれ、飲むのよすよ」「どうしてさァッ?」「また夢ンなるといけねェや」(「芝浜」『志ん朝の落語5 浮きつ沈みつ』ちくま文庫
  • 要するに一人で書いていてもガタリのなかには「複数の誰か」がいる。(上野俊哉『四つのエコロジー河出書房新社
  • 響存 vibrant resonating existence
  • ガタリがエコソフィーという言葉を使うようになったのは、主体/主観性の概念そのものを変容にみちびく出来事の持続可能はプロセスを大文字の「革命」、とりわけ「党」によって主導される変革にではなく、自然から社会、精神――および本書の読みとしては情報――までをふくむミクロな生態系や環境系において/を通してとらえようとしていたからではないか。(上野俊哉『四つのエコロジー河出書房新社
  • つまり減速もまた、加速主義accerationismの一部と見なすことができる。(上野俊哉『四つのエコロジー河出書房新社
  • 科学、哲学、芸術はそれぞれにカオスに接近しながら、カオスの娘、カオイドとしてそれぞれに自分の仕事をおしすすめる。そしてそれぞれが自らの営みにおける非科学、非哲学、非芸術に接近する。自らに反するものに出会うことによって三つの領域は自らをゆたかにする。(上野俊哉『四つのエコロジー河出書房新社
  • 特にガタリが日本に着目したのは、そこでは古代的、もしくはアルカイックですらある主体感(主観性)を最も「進んだ」生産形態に物質的にも社会的にも接ぎ木していて、それによって奇跡的な経済成長をとげていたからだった。(上野俊哉『四つのエコロジー河出書房新社
  • 貯蔵庫・蔵 reserve reservoir、非物質で非物体の出来事は体現されない、それは純然たる蔵だ。
  • モナドが自らの境位を超えるという、モナドジーを超えたノマドジー
  • 自由港 自由港書店