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以太以外

国は夜ずっと流れているプール 以太

所以161

  • 外因を排し内因をなんとかして見つけようとし、真因を外れ偽因をなんとかこしらえる組織。
  • 組織における責任は擬制である。組織は問題が起きれば誰にも責任なんてないのに誰かに責任を押しつけることが必要、私も組織の一員なので組織のためなら責任を負う(責任擬制論)。
  • しかし問題が起これば誰かが責任を負うべきという責任虚構論もある。
  • 連邦国>連合国>連和国
  • 父去里所、おやじさんは一里ばかり行って
  • 與老人期、後何也。老人と約束をして後(遅)れるとはなにごとか。
  • 虞之與虢、脣之與歯。クジラ構文、介詞「與」おける。
  • 「乎」は、相手に答えを要求する点に意味の重点がある。一方、「与」「邪」は、話し相手が文の命題に疑いを持つ点に重点があり、相手に答えを要求するニュアンスは稀薄で、相手に対していわば探りを入れるニュアンスがある。(宮本徹、松江崇『漢文の読み方』放送大学教育振興会
  • ↑疑問文末助詞
  • 「上南郡武関帰」(秦始皇本紀)介詞
  • 投函の函は「函へXを投ず」のように間接目的語ではなく「函を投ず」のように直接目的語だった。
  • 函は手紙・封書・郵便物という意味。書函は封書のこと。
  • 函館や銭函や函嶺に引きずられて函=郵便受箱・差出箱だと思い込んでいた。
  • だから「郵便を投函する」「手紙を投函する」は重言・二重表現
  • 投函の函ってなに?
  • 自己は社会的磁場の力を受けて生成される。どんなに個人的に思える感情や好みも、育った文化圏の影響を強く受けている。(小坂井敏晶『責任という虚構』ちくま学芸文庫
  • ベンジャミン・リベットの実験
  • ところが実験によると、手首の運動を起こす指令が脳波に生じてしばらく時間が経過した後で意志が生じ、そのまた少し経ってから手首が実際に動く不思議な結果になった。(小坂井敏晶『責任という虚構』ちくま学芸文庫
  • 熱いフライパンに触って思わず指を引っ込める反射運動は二五〇ミリ秒ほどしかかからない。まず指を引っ込めてから熱いと感じるのであり、その逆ではない。(小坂井敏晶『責任という虚構』ちくま学芸文庫
  • 自由意志は責任を根拠付けるために動員される虚構だ。(小坂井敏晶『責任という虚構』ちくま学芸文庫
  • 責任は因果律に基づかない社会的虚構だと主張してきた。しかしそれは責任とあう社会装置の価値や重要性を貶めるためではない。虚構と現実が相反するという常識がそもそも誤りだ。(小坂井敏晶『責任という虚構』ちくま学芸文庫
  • 法制度は擬制であり、機能を担保するために警察という暴力装置を必要とする。だが、宗教・道徳・権威は虚構であるゆえに自主的な服従を促す。擬制と虚構の違いは権力と権威の違いに似ている。(小坂井敏晶『責任という虚構』ちくま学芸文庫
  • 権力は擬制であり、合理的判断に支えられる。他方、権威は虚構であり、信仰として機能する。(小坂井敏晶『責任という虚構』ちくま学芸文庫
  • 貨幣が通用する論理的保証はない。(小坂井敏晶『責任という虚構』ちくま学芸文庫
  • 同様に貨幣も人間関係をできるだけ排除しながら交換を可能にする。(小坂井敏晶『責任という虚構』ちくま学芸文庫
  • 贈物・商品・サービスなど、モノの交換だけを人間関係網から切り離す発想自体が近代個人主義の産物だ。(小坂井敏晶『責任という虚構』ちくま学芸文庫
  • 朘、勃起
  • ジネンコロキウム