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以太以外

病名は人間性や夕野分 以太

所以99

  • 〈情勢論〉こそ、政治的思弁が永遠にぬけだすことのできない運命なのである。(高橋和巳『孤立無援の思想』岩波書店
  • 現在と現実の勢力関係から政治は逃れられない。
  • 元来、民主主義政治というものは、本質的に情勢論を超えようとしない性質をもつ。(高橋和巳『孤立無援の思想』岩波書店
  • ジョーダン・スミスJordan Smithの、椎名林檎についての詩の朗読をもういちど聴きたい。
  • 政治および政治的思考では解決しえずして抑圧されるものを、みずから咎なきにもかかわらず、文学はひきうけねばならないと、私はつねづね考えている。(高橋和巳『孤立無援の思想』岩波書店
  • tratu ベトナム語オンライン辞書
  • 2019年9月28日、児がはじめてひとりで歩いた二足歩行記念日。
  • 〈ゆけどもゆけども山茶花の散りぎは/干野風来子〉『夕映の北岳本阿弥書店
  • 代わりに1歳以上であれば、ハチミツとヴェポラップをお勧めすることが多いです。(私の診療方針 かぜ
  • 小児の鼻詰まりや咳にはヴェポラッブが効果的だ。タイガーバームも試したい。
  • 「サンパチロク」といわれる八八八六を基本とする琉歌とベトナムのThể lục bát 體六八という、八六調の南方定型詩の流れ。
  • 私自身もグレーゾーンの句をよく書きます。俳句を書いたつもりですが、俳句なのか川柳なのかその他の一行詩なのか、もはや私にもよくわかりません。ただ、これらのようなグレーゾーンの大渾沌(パンデモニウム)のど真ん中から、短詩の新しい論作が生まれてくるのではと、直感的に思っています。(堀田季何『俳句ミーツ短歌』笠間書院
  • 解釈共同体としての結社があり、解釈の遠すぎない結社の集合体としてそれら協会がある以上、仕方ないことです。(堀田季何『俳句ミーツ短歌』笠間書院
  • 俳句のように極端に短い詩形では、イメージ喚起力のある言葉を用いることが重要です。(堀田季何『俳句ミーツ短歌』笠間書院
  • 日本では五七五という音の数に長い歴史があり、十七音であることに意味がありますが、外国にはそうした歴史がありません。(堀田季何『俳句ミーツ短歌』笠間書院
  • そして外山は、次の結論に辿り着く。〈型のできた運動は、自ら進んで破壊すること〉(藤原賢吾『人民の敵』百万年書房)
  • 外山はもちろんそうであるが、千坂もまた、革命を希求する。なぜか? 私のこの問いに、千坂の答えは明確だった。「この現実には、何の根拠もないからです」(藤原賢吾『人民の敵』百万年書房)
  • 外山は、これらに同調圧力に通じる構図を嗅ぎ取り、ポリコレを早くからこう訳している。「言葉狩り」さらに、フェミニズムも含め、それらが求める過度な表現規制などをこのように退ける。「多様性」などと言いながら、自らの価値観にだけ合致するように、世の中を築き直蔵としている――。(藤原賢吾『人民の敵』百万年書房)
  • ポストモダン思想への賛否に関わらず、それを理解していなければ作家活動はままならない。
  • 戦争が政治の破綻であるよりも、むしろむきだしの継続であるように、テロという孤立無援の行動は、戦争という集団行為の、追いつめられた継続なのである。(高橋和巳『孤立無援の思想』岩波書店
  • かすかに生ぐさい川のにおいが/立ち並ぶ建築をしずかに濡らしている(岩倉文也「傾いた夜空の下で」『傾いた夜空の下で』青土社
  • ひでえ汚れだ 時の翅音にあおられて/膨れあがった海の末裔なんだ(岩倉文也「いつか訪れる童話」『傾いた夜空の下で』青土社