2019-11-26 品川鈴子『六香』角川書店 読解 娘の右手が腫れたままなので三和町のすずの木皮膚科へ。虫刺されが腫れただけと判明した夕、品川鈴子『六香』角川書店を読む。〈着ぶくれて男ばかりの切手市/品川鈴子〉郵趣に着ぶくれが妙、〈単線の汽車通学に芋嵐/品川鈴子〉田舎生活のどこまでもまとわりつく土臭さ、しかしその開き直りが気高い。 木犀の香りて損な役ばかり 品川鈴子