以太以外

蒼褪めた巨漢は笑う水澄んで 以太

2019-11-26から1日間の記事一覧

品川鈴子『六香』角川書店

娘の右手が腫れたままなので三和町のすずの木皮膚科へ。虫刺されが腫れただけと判明した夕、品川鈴子『六香』角川書店を読む。〈着ぶくれて男ばかりの切手市/品川鈴子〉郵趣に着ぶくれが妙、〈単線の汽車通学に芋嵐/品川鈴子〉田舎生活のどこまでもまとわ…

髙勢祥子『昨日触れたる』文學の森

海老塚のみずきんへ寄り、めだかミックス千円を買った日、髙勢祥子『昨日触れたる』文學の森を読む。〈摑まれて自由な腕花の冷/髙勢祥子〉の恋する躍動、〈蜂蜜の落つる速さや春の雲/髙勢祥子〉天と地における流動体の対比、一方は落ち、一方は浮かび。〈…

ことごとく未踏

非番。郵便局と図書館の用を済ませてクリエート浜松に寄ったら浜松文芸館で俳人・髙柳克弘の世界展「ことごとく未踏」をやっていたので寄る。推敲の痕跡を帳面にちゃんと残しているところに浜松的生真面目さを見る。会場中央に設けられた机のひきだしに、キ…