以太以外

蒼褪めた巨漢は笑う水澄んで 以太

事任八幡宮のことどひの里

東遠へ赴いた。静岡県掛川市八坂に、遠江国一宮の名を小國神社と分ける事任八幡宮がある。

事任八幡宮

鳥居をくぐらず右手、事任八幡宮の東へまわり細い坂をのぼると「譽田」と表札の立つ民家がある。祭神の応神天皇こと譽田別命に由来する姓だろう。茶畑を右手に奥へ進むと奥津城、つまり社家の墓地があり、その裏手の石段を降りると逆川の水辺、ことどひの里である。事任八幡宮の裏手に聳える禁足地の山の向こう側になる。ことどひの里には逆川の守神として龍神社が鎮座する。


磐笛の里の龍神社

龍神社の手前からも川に降りられるけれど、その奥から岩場を伝っても川へ降りられる。禊場とされている。


ことどひの里の禊場から見た逆川

禊場の反対側は急峻な山となっており、たぶん禁足地へ繋がるのだろう。清冽な川に悪疫も流れたように感じる。


事任八幡宮の禁足地

茶の花や言葉は水をかすめ散る 以太