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以太以外

病名は人間性や夕野分 以太

所以54

  • 同志山忠の思い出」(油彩画)望月晴朗、陀田勘助=山本忠平
  • 〈誰彼が鮮人二名と捕へらる――朝の通信、吾は微笑す/後藤健太郎アナキスト詩人、栃木監獄より。
  • 「反逆は一つの良心である」――陀田勘助は馴致されない男である。その詩のアナーキーな遠心力は、どこか懐かしいような素朴さで人間の原形性を示す。(吉田美和子『ダダ・カンスケという詩人がいた 評伝陀田勘助』共和国)
  • pakaĵa aŭto! trakuru mian nesensivon! doloro ankaŭ estas blazono de postvivado (mallonga poemo "pakaĵa aŭto" de DADA Kansuke)
  • homoj pendigas siajn rezignojn antaŭ siaj okuloj. ili estas dekoracio de vivo. same kiel funebra vesto necesas je funebraĵoj, rezigno konstruas sekuran ponton super vivo. la ponto baldaŭ putros. (poemo "rezigno" de DADA Kansuke)
  • 〈菊一輪ギロチンの上に微笑みし黒き香りを遙かに偲ぶ/中浜哲・中濱鐵〉盟友・古田大次郎の処刑を知り
  • しかし詩歌は、本来は政治や宗教の重要場面で集団を束ね鼓舞する言霊のちからを持つものであった。だから謀反人に発語の自由を与えてはならないのであり、獄外に持ち出されて人々を歓喜させたり、ましてや政治ビラなどに利用されてはならないのである。(吉田美和子『ダダ・カンスケという詩人がいた 評伝陀田勘助』共和国)
  • 詩がまだ生きていた時代のプロレタリア詩人、無産詩人は幸いだったのか?
  • 勘助も『イソップ物語』くらいはドイツ語で読めるようになっていたというから驚きである。エスペラント語にも意欲を見せていた。(吉田美和子『ダダ・カンスケという詩人がいた 評伝陀田勘助』共和国)
  • そこまで放置するか、それは明らかな国家犯罪ではないのか。無機的に処理される茶封筒の呼出状。もう一人ずつに電報を打つ意思もなくした無表情な形式処理。一九三一年という比較的初期の山本忠平の事例では、まだ刑務所側がおろおろしている気配がする。(吉田美和子『ダダ・カンスケという詩人がいた 評伝陀田勘助』共和国)
  • アナキスト→黒→ブラック→ブラツク→ぶらつく
  • 14-a de oktobro. reĝino de profesiaj ŝogiistinoj perdis ludojn kontraŭ tri profesiaj ŝogiistoj. do ŝi ne povis iĝi unua ina profesia ŝogiisto.
  • SOJO Esperanto-Vegana Kafejo(新宿区早稲田鶴巻町111
  • veganismo 絶対菜食主義(=vegetalismo)とvegetarismo 菜食主義(卵・乳製品・蜂蜜・さらに魚介類も食べることもある)
  • ナアマンの自由は水田洋訳岩波文庫版ではナーマンの自由となる。
  • 舌による告白は、外部的なものごとであって、われわれの従順さをあらわすどんな身ぶりにも、まさるものではないのだし、そして、そこにおいてキリスト教徒は、心のなかにキリストへの信仰を堅持しながら、予言者エリシャがシリア人ナーマンにゆるしたのと同一の自由をもつのである。(ホッブズ、水田洋訳『リヴァイアサン岩波文庫
  • すなわち、ナーマンがそうであったように臣民であるものが、かれの主権者に従順であるために、おこなうように強制され、そしてかれ自身の心にしたがってではなくかれの国の法にしたがって、おこなうことは、それがなんであれ、かれの行為ではなくかれの主権者の行為であり、また、このばあいに、人びとのまえでキリストをこばむのは、かれではなくて、かれの統治者でありかれの国の法なのである。(ホッブズ、水田洋訳『リヴァイアサン岩波文庫
  • 言動の自由はなくても、心や信仰の自由はあるというナアマンの自由。
  • homo ne naskiĝis por socio. tamen, se homo ne laborus por socio, homo ne povus havi bonan rilaton kun alia kaj ria koro malsaniĝus. tial, vivi por socio estas pli bone por homo.
  • もし国の法律上「行ったことだけを告発し、語ったことは罪に問わない」ことさえ徹底されれば、そのような紛争を見せかけの法で美化することはできなくなるだろうし、ただの意見の食い違いが紛争に化けることもなくなるだろう。(スピノザ、吉田量彦訳『神学・政治論』光文社古典新訳文庫
  • 〈われ平氏二百十日の落ち着かず/対馬康子〉風の向きが壇ノ浦を思って落ち着かなくさせる。
  • 〈堅雪を渡れば亡夫に逢えるかも/三浦弥生〉大川悦子さんの感動の一句。雪が堅くなるのはなぜかを考えさせる。