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あらゆる苦悩は精神の領域においては例外なくひとつの幸運である。精神の領域においてのみ。(シオラン、金井裕訳『悪しき造物主』法政大学出版局)
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苦しんだことのない者との会話は、すべて例外なく下らぬおしゃべりに過ぎない。(シオラン、金井裕訳『悪しき造物主』法政大学出版局)
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ゴリラの目に浮かんでいる深い悲しみ。不吉な哺乳動物。私はこの眼差しの後裔だ。(シオラン、金井裕訳『悪しき造物主』法政大学出版局)
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国家という国家には愛想が尽きた。(シオラン、金井裕訳『悪しき造物主』法政大学出版局)
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人間はそれぞれ破壊された讃歌である。(シオラン、金井裕訳『悪しき造物主』法政大学出版局)
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自分がひとかどの人物に思えるのは、何か大それた犯罪をもくろんでいるときだけだ。(シオラン、金井裕訳『悪しき造物主』法政大学出版局)
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夭折しなかった者は誰であれ死に値する。(シオラン、金井裕訳『悪しき造物主』法政大学出版局)
- 子ども食堂を利用した子どもが食堂主を憎むこともある。
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これに反して、ある物が偶然と呼ばれるのは、我々の認識の欠陥に関連してのみであって、それ以外でのいかなる理由によるものでもない。(スピノザ、畠中尚志訳『エチカ』岩波文庫)
- 第9回詩歌トライアスロン公開選考会で聞いて自分なりにまとめた新人賞などへ出す短歌連作の構成以外のチェックポイント
- 語尾をバラけさせ、体言止や「―る」止めの多用を避けているか?
- 韻律をストンとひとつに落とさず、歌であることを意識できているか?
- 動詞を多用して焦点をボヤけさせず、歌の焦点をひとつにしているか?
- 「―あそび」「―夢」「―試み」などというオチにして読み手を興醒めさせていないか?
- 発想をトばせているか?
- 発見の歌・実感の歌が含まれているか?
- さまざまな技巧を使えるとアピールできているか?
- ムダなリフレインをしていないか?