- 群集multitudoは「政治論」第二章に。populusでもvulgusでもplebsでもなく多数の人間集団を指示する。
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人間たちが共同の法を有し、全員があたかも一つの精神によってのように導かれる場合、彼らの一人ひとりは、自分以外の者たちがいっしょになって力能のうえで自分よりまさるその分、自身の有する権利がそれだけ少なくなることは間違いない。(スピノザ、上野修訳「政治論」『スピノザ全集Ⅳ』岩波書店)
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群集の力能によって定義されるこの権利は「統治」と呼ばれる習わしである。(スピノザ、上野修訳「政治論」『スピノザ全集Ⅳ』岩波書店)
- 統治imperium
- 統治=法の制定と解釈ならびに廃止、都市の防衛、戦争と和平の決定といった事柄
- 統治権がどこに属するかによって民主制や貴族制や君主制と呼ばれるが、それらはいずれも群集の力能に依拠する。
- Cuando viene el bien, mételo en tu casa.
- プロが使う鉄板欧文フォント19個のデザイン的特徴と、使用例、誕生背景など超丁寧にまとめてみた。
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そういう脆さの中で私たちは生きているということ、言いかえれば、ある限界の中で人間は生かされているのだということを、ともすると忘れがちのような気がします。(星野道夫『旅をする木』文春文庫)
- ブッシュ・パイロット
- 「白夜」『旅をする木』の終わり方いいな。
- 足軽soldado ligero
- 短歌界における谷口菜月さん現象は『文学社会学とはなにか』にその原因の記載がある。
- 敬称は頑なにつけておく。
- 中山正典氏の言う遠州平野
- 後漢の鄧綏こと鄧后の「誠不願也」は皇后らしい措辞。
- 店主の帳面 千歳町の紙舗味岡
- 日本が大陸にふれていたために帰れなかった実家にひとり/八谷のり(「流動」FLATLINE2025年1月号)このgroove感
- 雨が降り止まない国で産業は造花と兵器ばかり発展/点線画鋲(「オールクリア」FLATLINE2025年1月号)この世界観でつくられた歌を1000首は読める。
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ぼくは万象の動きをじっと見つめているようなアルの優しい視線が好きだった。多くのことは大したことではない、アルはいつもそんな思いをぼくに抱かせてくれる。(星野道夫「アラスカに暮らす」『旅をする木』文春文庫)
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クジラの呼吸音が聞こえてきそうな、深い静けさである。(星野道夫「エスキモー・オリンピック」『旅をする木』文春文庫)
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「澤田さん、新しい社会インフラには新しい哲学が必要です」(NTTはなぜ京都哲学研究所を造ったのか。)
