以太以外

空の色尽きて一月一日に/以太

所以253

  •  路上ライブと途上ライブ、路上生活者と途上生活者
  • 世界文学≒翻訳文学
  • Aujourd’hui M’ma est encore vivante. (Kamel Daoud, "Meursault contre-enquête")
  • jeune afrique
  • パリ郊外のHLM. 低家賃住宅 Habitation à loyer modéréとビレッジハウス・遠州浜団地・彩輝
  • 詩学=言語が芸術の核心であるという根拠としての文化記号論 semiotics of culture
  • 京都を歩くとは、どういうことなのだろうか。/それは歴史を破砕することなのである。(小倉紀蔵『京都思想逍遥』ちくま新書
  • 〈第三のいのち〉は、わたしと他者との〈あいだ〉、わたしとものとの〈あいだ〉に立ち現れる。(小倉紀蔵『京都思想逍遥』ちくま新書
  • 立ち現れるか立ち現れないかは、わからない。〈第三のいのち〉は偶発的で、きまぐれだから。しかし、自分の感性を全開にしていると、もしかするとここに、〈いのち〉がぽっと立ち現れるかもしれないという予感がする。それが、「をかし」なのである。(小倉紀蔵『京都思想逍遥』ちくま新書
  • 個は、あらかじめあるのではなく、「間柄」のなかから複数性として現れてくるのである、というのが和辻の考えだ。(小倉紀蔵『京都思想逍遥』ちくま新書
  • これに似た考えをわたしは、〈多重主体性〉という言葉で提示している。ひとは、一個の主体性を持っているのではない。ひとを構成しているのは、無数の他者の主体性であって、個というのはその多数性のせめぎあいのなかから、立ち現れるものなのである。(小倉紀蔵『京都思想逍遥』ちくま新書
  • 年の内に春はきにけりひととせをこぞとやいはんことしとやいはん/在原元方
  • →「春をめぐる〈第三のいのち〉の感性を、端的にあらわす歌」(小倉紀蔵『京都思想逍遥』ちくま新書
  • 去年だとか今年だとかという暦上の区別は、公的な社会秩序の形成・維持のためにもっとも重要な基準のひとつであるが、歌にとってはそれはさして重要ではない、「春が来た」という体感こそが重要なのだ、という宣言なのである。歌はまことに、現実の社会秩序(ここでは暦)を破壊する力まで持つ。(小倉紀蔵『京都思想逍遥』ちくま新書
  • をかしとおぼしなす(源氏物語「夕顔」)
  • 「をかし」は、「〈第三のいのち〉が立ち現れる予感がする」という意味である。(小倉紀蔵『京都思想逍遥』ちくま新書
  • つまり、いまの京都文化というのは、天皇や貴族を排除して、かつての下層民たちが自分たちの世界観で塗り固めようとしてきたプロジェクトが、ほぼ完全に成功した結果である、と。(小倉紀蔵『京都思想逍遥』ちくま新書
  • 人の心に思ひも寄らぬ感を催す手立、これ花なり(「風姿花伝」)
  • →偶発的な〈第三のいのち〉