- ウリエル・ダ・コスタ、工藤喜作訳『人間生活の実例』Uriel da Costa, Exemplar humanae vitae
- スピノザの弟妹がネーデルラントから大西洋を渡ったことを思う。〈船の窓ゆたかに冷えて国というつやめく単位ひとつおもいぬ/大森静佳〉
- spinozismo; se mi estus parto de giganta pensanta esto kiu perceptas ĉion, esto krom mi estus mia eklipso de percepto.
- 室町時代、遠江国の産業といえば陶器と和紙。
- 陶器は、浜北の宮口窯・吉名窯や志戸呂窯で生産が盛んだった。
- 和紙は、中世は山衙小紙や佐束紙があり、近世は天方紙・阿多古紙・引佐紙。北遠や東遠(細谷郷・佐束郷)が主な生産地だったらしい。佐束紙は丈夫で帳簿用に使われていた。
- 志都呂・志戸呂・シトロは湿原の意。
- 新興宗教+革新=オウム真理教で危険だけど、新興宗教+保守は世界のどこにでもあること。
- コメダ珈琲志都呂店の隣席で結婚紹介の面談をやっていて、40代くらいの女性の席へ20代後半くらいの女性が入れ代わり立ち代わり来て面談している。最初は就職面接かと思っていた。「長いあいだ旅に出たりしますか?」
- と思ったら「ご結婚は再来年の2月くらい」「再来年の6月には妊娠します」「ご両親は結婚をはやくさせたがっています」「お父さんは上手に仕事をされる方です」と矢継ぎ早に断定していて占いだった。
- タロットカードも何も使っていないなと思ったら、オーラとかスピリチュアルとか守護霊とかを鑑定するステラ先生らしい。妻も知っていた。
- 〈しゃがむときからだのなかで鳴る骨を双子の姉のようにおもえり/大森静佳〉『ヘクタール』文藝春秋、ずっと一緒にいたから音は胎児のときに体内にとりこんだ双子かもしれない。
- 日本語で短歌や俳句など短詩が可能なのは仮定法・接続法がないからだろう。
- tiu, kiu parolas en buŝo de mortinto, estas malestiminda.
- 9月23日(土)夜、線状降水帯が発生し、中区海老塚のあたりの道路が冠水していた。台風15号の影響だ。
- スピノザの神即自然Deus sive Naturaはマルクス主義の唯物論の基盤になった。しかしスピノザのマルチチュードmultitudeの考えは1968年以降、グラムシやネグリと結合し多様性を掲げる新左翼となって、マルクス主義のイデオロギーと対立するようになる。
- 現代の革新派はスピノザの掌の上で踊っていただけ。
- 『百年の孤独』が評価されたのはその無数の群衆性がマルチチュード概念に添っていたからだろう。
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幾何学的に書くこと、それは主張でもなければ説得でもない。知性が自分のいる空間を次第に発見していく思考の実験なのである。(上野修『スピノザの世界』講談社現代新書)
- avangarda verkisto, kiu ŝajnas reformanto, finfine sin normigos kaj iĝos konservatisto.
- 散歩やカフェは孤独な人が人と触れ合うための手段。
- 9月24日(日)毎日ボウルの辺りが冠水し、朝の国道152号の上島から有玉へ向かう車線が通行止めになっていた。
- 天竜区の二俣川も氾濫してフクカフェ近くのしょうげつ橋の中程が折れて消えた。