以太以外

空の色尽きて一月一日に/以太

所以247

  • 李雨濃
  • 白賁の冬
  • つまりHSPやCGPの延長線上に、わび・さびはあるのだ。(小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書)
  • 〈夢とうつつの区別がつかない〉というのが、無数のフィクションを生んだ京都という都の特徴である。(小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書)
  • 〈生はよろこびである〉という世界観よりも〈生は悲哀である〉というそれのほうがみやびである、高級である、上品である、文化的である、というバイアスが、日本群島文明の主流を貫くようになる。(小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書)
  • 無印良品は廃盤の恐怖を購買意欲へ変えさせようとしている。
  • 和歌とはなにか。『古今和歌集』以後の和歌というのは、男が女のふりをして、女の生命感を繊細なことばで表現しようとした芸術だった。『万葉集』との決定的な違いである。(小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書)
  • 貫之は下手な歌よみにて古今集はくだらぬ集に有之候(正岡子規『歌よみに與ふる書』)
  • 正岡子規古今和歌集こきおろしと万葉集もちあげは近代日本の礎となった。
  • いま、あらゆる局面で、コミュニケーション能力が重視されるのは、ここに要因がある。「分かり合う文化」から、「説明し合う文化」への転換を図ろうということだろう。(平田オリザ『芸術立国論』集英社新書
  • 現代の消費社会では、芸術支援をする側と受ける側は対等であり、また交換可能である。消費社会においては、この流動性が確保され、市民の参加の機会が高いほどその活動は公共性が高いといえる。(平田オリザ『芸術立国論』集英社新書
  • 文化行政官
  • 「顔の公現は、全面的に言語である」(Levinas 1949)。しかしそれは、いかにして言語を可能にするのか。(斎藤環『文脈病』青土社
  • 指紋は、照合なしにはその固有性を確認できないが、「顔」の固有性は照合ではなく、直接的な肯定、すなわち確信によってもたらされるからだ。(斎藤環『文脈病』青土社
  • 「顔」に「意味」はない。そこには「名前」がある(あるいはない)だけだ。(斎藤環『文脈病』青土社
  • たとえば宗教は世界原理を含みこんで完結したファンタジーとしてみることができる。(斎藤環『文脈病』青土社
  • 犬と街灯 断食月 創刊号
  • Lyrikline、ベルリンのHaus für Poesie、ヨーロッパの詩朗読音声集
  • すなわち、大陸文明の地であるなら、あたらしい宗教や理念や超越性や普遍性によって旧勢力を打倒する場面において、日本群島では、あたらしい革新的な美意識を劇的に掲げることによって、旧時代の保守的な共同主観という壁を破壊しようとしたのである。(小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書)
  • 蠢爾蠻荊/大邦為讎(采芑)
  • 病因論的ドライブ(斎藤環
  • そして「境界例」の孤独と空虚は、われわれ自身のそれと本質的には同じものだ。(斎藤環『文脈病』青土社
  • つまり象徴界において男性は閉鎖集合的な全体性を獲得するのに対し、女性は開放集合的で全体性を保つことができず、したがって「女性一般」なるものは存在しない。すなわち「女は存在しない」。(斎藤環『文脈病』青土社
  • 藤田博史「女性同性愛の病理」1993
  • 美は一方で保守的、権威的、かつ抑圧的な共同主観性だが、他方では乱調であり、反抗であり、新奇であり、破壊であり、加速度なのである。(小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書)