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太陽は夥しい血を吐いた/月光はかなしい衰弱(三好豊一郎「未成年」『三好豊一郎詩集』思潮社)
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よれよれのナイトキャップが一つ/午前一時の/無人の岸辺に打ちあげられる(三好豊一郎「夢の水死人」『三好豊一郎詩集』思潮社)
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現代にあってわれわれは何所へゆけばほんとうの孤独を求めることができるでしょうか。(三好豊一郎「帰らない飛行機乗りの話」『三好豊一郎詩集』思潮社)
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汚物のういた暗渠のなかを漂ってゆくのは/不消化な記憶の断片さ(三好豊一郎「夜の国」『三好豊一郎詩集』思潮社)
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ひとりでいるとき僕は 誰かと一緒にいます……/誰でしょう?/いいえ 僕にはわかりません(三好豊一郎「秘密」『三好豊一郎詩集』思潮社)
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魂をとじこめる まばゆい偽りの光の網でありたくない(三好豊一郎「小さな証し」『三好豊一郎詩集』思潮社)
- 花瓦斯とはイルミネーション
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司会者はエスペラントで抵抗をつづけた あなたはまだ話せます/青野ゆらぎ(「服従」)
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真面目さをやたら売りものにせず、価値というものをからかって、何か意義ありげなものを生み出しては壊すことを楽しんできた文明には、感謝しなければならない。世の中すべて瀟洒たる些事だということを、ギリシア文明とフランス文明ほどいたずらっぽくはっきりと証明してみせてくれた文明があるだろうか。(E.M.シオラン、有田忠郎訳『崩壊概論』ちくま学芸文庫)
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ネロだけが、みずから文学を実演したのだ。彼は同時代の人間たちと自分の主都を灰と化すことによって、書評を書いたのである。(E.M.シオラン、有田忠郎訳『崩壊概論』ちくま学芸文庫)
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どうして君は、呼吸をしなければならぬという義務から逃げ出す力を持たないのか。君の肺をふさぎ君の体にぶつかつまて砕けるこの凝固した空気に、なぜまたま我慢するのか。(E.M.シオラン、有田忠郎訳『崩壊概論』ちくま学芸文庫)
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自由になろうと努めてみたまえ。君は餓死するだろう。社会が君を生かしておいてくれるのは、君が交互に奴隷になったり暴君になったりする、その限りにおいてである。(E.M.シオラン、有田忠郎訳『崩壊概論』ちくま学芸文庫)
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われわれは、自分の内部に秘めている腐敗のゆえに形而上的動物である。(E.M.シオラン、有田忠郎訳『崩壊概論』ちくま学芸文庫)
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言語活動を蘇らせるためには、人間全体が語ることをやめなければならないだろう。(E.M.シオラン、有田忠郎訳『崩壊概論』ちくま学芸文庫)
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精神を覚めた状態にしておくのに、コーヒー、病気、不眠ないし死の固定観念があるだけではない。貧苦もまた、より効果的とは言えぬまでも、同じくらい精神の覚醒に役立つのである。(E.M.シオラン、有田忠郎訳『崩壊概論』ちくま学芸文庫)
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